紅白を見て年越しをして、箱根駅伝を見て新年を迎え、そしてその後にお待ちかねの春の高校バレーこと、春高が開催されますね!
高校生バレーの頂点を決める本大会。
昨年の地区予選から見守ってきた方も多いのではないでしょうか。
今日は、春高2023の注目選手を、ダンスと女子それぞれ高校バレーファンのみなさんに教えて頂きました。
ぜひ、名前を覚えておいて頂き、本戦を観戦する際に注目してみてください!
春の高校バレー2023注目選手の男子は誰?
それでは早速、男子の注目選手から見ていきましょう!

尾藤大輝選手(東山高校・京都):
1年生の春高からチームの中心選手として試合に出場しているからです。1年時のインターハイ予選からレギュラーになっており、2022年の夏にアジアユースに選ばれ、大会のMVPを獲得するなど実力と共に経験値も豊富な選手です。サイドアタッカーとして、前衛から攻撃できるのはもちろん、決定率の高いバックアタックもあり威力もあります。今年の春高ではエースとして、苦しい場面や重要な場面で決めきれるかを注目しています。

舛本颯真選手(鎮西高校・熊本):
昨年のインターハイと今年の国体を制している鎮西。残るは春高のみです。チームの躍進の原動力はエースでキャプテンの舛本。高校最後の大舞台に並々ならぬ決意を持って臨みます。前回の春高で決勝まで進み2セットを先取します。ところがそこからまさかの逆転負け。一人で52点を決めながらの敗戦に試合後は涙、涙。その悔しさをバネにここまでやってきました。秋には持病の右ヒザの故障が深刻化しますが、大会には間に合いました。分かっていても止められないエースは、ひと回り成長して東京体育館に帰ってきます。
東山高校と言えば、今や全日本で活躍する髙橋藍選手の出身校であり、松永コーチ(現在は監督)が就任されてから、2020年に春高で初優勝を果たしたりと、めきめきと頭角を現しているチームです。
そして、鎮西高校は過去3回優勝経験のある強豪校。
どちらも同じブロックにいるので、順当に勝ち上がれば、両校の注目選手同士の戦いが見れるのは準決勝。そうなれば、かなり注目度が高い試合になりそうです!
春の高校バレー2023注目選手の女子は誰?
続いて女子選手も見ていきましょう!

タピア・アロンドラ選手(古川学園・宮城):
1999年以降から優勝から遠ざかっている古川学園に優勝してほしい期待も込めてアロンドラ選手を選びました。アロンドラ選手は195cmのミドルブロッカーです。留学生として試合に出場しており、ドミニカでU18の代表にも選ばれています。2022年の春高、インターハイ共に決勝で涙を呑んでしまいましたが、最後の春高で有終の美を飾れるかどうかも注目しています。プレー面ではミドルブロッカーとして、強豪校のエースを止められるかどうかも注目していますが、攻撃面でもセッターの熊谷仁依奈選手とのコンビネーションも注目しています。

秋本美空選手(共栄学園高校・東京):
母は2012年ロンドン五輪女子バレー銅メダリストの大友愛(旧姓)。まさにバレー界のサラブレッドです。1年生の秋本にとって初めての全国の舞台。一気に名前を売るチャンスです。母譲りの181cmの高身長。それでいてリベロ以外のポジションをこなすオールラウンドプレーヤー。スパイク、ブロックはもちろんのこと、サーブ、レシーブも一級品。オプションでセッターもこなせる器用さはまさに金の卵。大事に育てなければなりません。目標とする選手に、母ではなく木村沙織を挙げる秋本。将来は日の丸を背負い、世界の舞台で戦うことが目標。まずは春高バレーでの活躍を誓っています。
どの学生スポーツも最近は留学生選手をよく見かける様になりました。
留学生の参入には賛否両論あるかもしれませんが、学生の頃から彼らと切磋琢磨することで、日本人選手のスキルの底上げに繋がると思いますし、今後世界を舞台にして戦うのであれば、必ずこの経験は大きな糧になると思います。
春の高校バレー2023のチケットはいつ買える?
春高はコロナの影響で2021〜2022年は無観客で実施されました。
そして、2023年は久しぶりに有観客となりましたが、準決勝戦と決勝戦のみが対象です。
発売は2023年1月5日(木)から、チケットぴあ(Pコード:854-578)、フジテレビダイレクト、ローソンチケット(Lコード:33796)にて販売です。
料金は、一般が2,000円、小・中・高校生が1,500円で、現地での販売はありませんので先にオンラインで購入を済ませておきましょう。
なお、座席は3階一般席(自由席)のみとなります。
春の高校バレー2023まとめ
春高はもう目の前!今からワクワクしますね。
チケット情報がギリギリにならないと解禁されないのが、地方勢にとってはイタイところですが(足とか宿の手配とかね…)、これも選手の安全確保のために、慎重な判断が必要なのでしょうね。
とにかく最後までどのチームも棄権することなく、無事に大会を締めくくって欲しいと願うばかりです。
早く応援団や声援が鳴り響くオレンジコートが見れる日が戻ってきて欲しいですね。