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競歩の歩き方のルールを教えて!なんのためにやるのか調べてみたよ

競歩 スポーツ

最近、日本における競歩界が熱いですね!

オレゴン世界陸上での山西選手と池田選手の20kmワンツーフィニッシュや、川野選手の35kmの1秒差の銀は、みなさんの記憶にも新しいのではないでしょうか?

競歩は陸上競技の中でも、なかなか日の目を見ない種目でしたが、日本人選手の活躍により、どんどん注目度が上がって欲しいところ…!

実は、この競歩。とっても奥深いんですよ。ルールを知ればきっと次から2倍楽しめる!

今日はその魅力ついて語っていきたいと思います。

 

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競歩の歩き方のルールを教えて

競歩は見ての通り、ただ歩くというよりも、腰をくねらせながら独特のフォームで進みますよね。

歩き方にもルールがありまして、反則となる歩き方はこの2つのみ!

  • ロス・オブ・コンタクト:どちらかの足が必ず地面に接していなければならない
  • ベント・ニー:前側の足が地面に接して垂直になるまで膝を曲げてはならない

とっても単純に見えて、実は非常に難しい。

どうしても人は急ごうとすると、足が地面から離れてしまいますし、膝も無意識に曲がります。

これを何時間も維持している選手、そしてそれを見抜く審判…どちらも凄すぎです。。

 

この反則が発見されると、審判はまずイエローパドルを選手に提示して警告します。

サッカーでいうところのイエローカードのようなものですね。

ロス・オブ・コンタクトが「W」のような記号、ベント・ニーが「く」の時型の記号となっていて、出された選手は何を注意されたのかがわかるようになっています。

 

この警告を受けても、歩型が改善されないと、今度はレッドカードを出されます。

異なる3人の審判からレッドカードを出されると、即失格ではなく、ピットレーンに入って一定時間の待機が命じられます(要はペナルティ)。

そして、4枚目のレッドカードを出されると失格となります。

 

特に、ラストスパート時の競り合いは、歩型違反が出やすい傾向にあります。

そのレッドカードを各審判から集めて集計している間に選手がゴールしてしまった場合、後から4枚であることが判明し、失格になった…なんてこともあるので、ゴール後も見逃せないのがこの競技のおもしろさであり、厳しさでもあります。

ただ、世界大会や日本陸連が主催・共催をする大会では、何枚レッドカードをもらっているかに関わらず、主任審判がレッドカードを出せば、一発で失格となることもあります。

 

競歩は陸上競技の中でも特に厳しいルールと言われていますので、最後の最後まで気の抜けない競技なのです。

 

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競歩はなんのためにやるの?

私も競歩の魅力にハマる前は、「なぜ競歩という競技があるのか?走ればいいのでは?」なんて思っていた時もありました(笑)

では、競歩は一体どういった経緯で生まれたのでしょうか?

 

その起源は、ローマ時代の軍事訓練を競技として取り入れたことが始まりとも、英国貴族が行なっていた散歩が競技になったことが始まりとも言われており、諸説あります。

ただ、走ることと同じく、歩くことも生活では欠かすことのできない運動であり、競技としては「競走」の方が先ですが、「競歩」もそれに続く形で競技になったのも、必然の結果であると言われています。

 

日本人選手たちの競歩を始めた経緯というのも興味深く、最初から競歩を希望して陸上競技を始めたというよりも、元々は短距離や長距離の選手で、途中から転向してきたという経歴の方が多いと感じます。

そのきっかけは怪我や故障、記録の伸び悩みであったり、はたまた先輩の姿を見て関心を持ったり、と様々ですが、やはり一度競歩に出会うとその魅力にハマってしまうみたいですね^^

 

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競歩がオリンピック種目になったのはいつから?

競歩がオリンピック正式種目になったのは、男子が1906年のアテネオリンピック、女子が1992年バルセロナオリンピックからです。

男子はかなり歴史が長いのに対し、女子はまだ歴史が浅いんですねー。

 

男子については、当初はトラックでも行われていたのですが、1932年のロサンゼルスオリンピックからロードになりました。

また、距離については、長い間50kmと20kmで行われており、50kmは陸上競技の最長種目であったのですが、こちらは2021年の東京オリンピックを最後に廃止となり、現在は20kmと35kmの部で行われています。

廃止になった背景には「時間がかかりすぎるから」だと聞いたことがあります。

50kmをずっと、あの歩型を保ったまま歩き続けるとか、尋常じゃない体力と精神力を求められそうですね。

選手だけでなく、審判も観客も、ずっとあの周回コースを見守るのは、大変な集中力を要しそうです。

 

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競歩の歩き方のルールまとめ

競歩の魅力について、少しは伝わりましたでしょうか?

見た目以上に過酷で厳しいルールの元で行われている競技なのです。

歩く競技ではありますが、その速さは自転車並みと言われており、テレビで選手の下半分を隠して後ろを流れる景色を見ると、走っているようにしか見えません!

私もかつてはランニングをしていたのですが、諸事情により断念した側の人間なので、競歩をやってみたいなーと常々思っています。

競歩もこれからもっとメジャーになって、ランニングのように、あちこちで気軽に教えてもらえる機会が増えればいいですね^^

 

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