毎年11月に開催されている、「激坂(げきさか)最速王決定戦」はご存知ですか?
激坂最速王決定戦とは、小田原料金所から箱根大観山口へと抜ける有料道路「箱根ターンパイク」を貸し切って、ひたすら坂道を上り続けるという、別名「乳酸地獄」とも呼ばれる過酷かつユニークなレースです。
本大会は、ピストンの部・登りの部・ウォーキング・Wピストン・下りの部の5つに分かれており、男女問わず一般参加も可能です。
箱根駅伝の山の神や強豪大学陸上部の選手も走るので、なかなか熱い戦いが見れますよ!
今日はその激坂最速王決定戦の基本的なことについて紹介していきたいと思います。
激坂最速王決定戦の中継はあるの?
残念ながら、テレビ中継やライブ配信などはありません。
しかし、2021年はスポーツブルでレース終了後に動画の配信がありました!
「登りの部」だけになりますが、今も見れるので、見逃した方、見たことがない方はぜひ!
本当にひたすら「坂」なので、見ているだけでもしんどいです^^;
急告!
拡散希望!!
【登りの部 レース動画配信決定!】
11月13日(土)激坂最速王決定戦2021 登りの部の先頭集団の模様を収録配信します。
sportsbullにてレース終了後、14~15時頃の予定です!
お楽しみに!!sportsbull ↓https://t.co/WfeYPBA7F3#激坂最速王決定戦 #乳酸地獄
— 激坂最速王決定戦 2022実行委員会 (@yamamichi2020) November 12, 2021
激坂最速王決定戦に青学の選手は出る?
残念ながら、2022年の激坂最速王決定戦に青学はエントリーされていません。
2021年もエントリーされていましたが、欠場になったようで。。
しかし、駒澤大学や國學院大学、東京国際大学など、箱根駅伝常連校も招待選手として、「登りの部」にエントリーされます。
このレースは「箱根5区の前哨戦」とも言われているので、翌年の箱根駅伝5区にエントリーされるかもしれない選手たちが走るので、そこにも注目して頂きたいですね。
激坂最速王決定戦2022
大学生招待!
2022 エントリー大学
※50音順
・亜細亜大学
・國學院大學
・国士舘大学
・駒澤大学
・城西大学
・駿河台大学
・専修大学
・創価大学
・東京国際大学
・立教大学※追加の可能性有
神野大地選手の記録を超える事ができるのか?
写真は、2021大会のスタート前 pic.twitter.com/Gv3JM6po14
— 激坂最速王決定戦 2022実行委員会 (@yamamichi2020) November 11, 2022
ちなみに、箱根5区は標高差864mの平均勾配6%で、本大会は標高差981mの平均勾配7%なので、非常に似ていることがわかるかと思います。
本大会の方が標高差も勾配も上ではあるのですが、箱根駅伝は真冬の山という予測不能な気候の中を走ることになるので、必ずしも本大会の方がキツイ!とは一概には言えないのがミソですね。
それでも5区の前にこの登りを経験しておくのとしないのとでは、本戦での感触は全然違うのではないかと個人的には思っています。
激坂最速王決定戦2022の概要を知りたい!
では、最後に激坂最速王決定戦の基本をおさらいしておきましょう!
激坂最速王決定戦は、11月に箱根ターンパイクという観光有料道路を貸し切って行われます。
エントリーできる部門は下記5つ(10名以上の団体参加は10%OFF)。
- ピストンの部(往復27km)
制限時間:4時間
参加料:9,900円(税込) - 登りの部(片道13.5km)
制限時間:3時間
参加料:8,800円(税込)※下山バス代込 - ウォーキングの部(片道13.5km)
制限時間:4時間
参加料:中学生以上2,750円(税込)、小学生2,200円(税込)※下山バス代込、未就学児不可 - Wピストンの部(54km)★新種目
制限時間:5時間30分
参加料:16,500円(税込) - 下りの部(13.5km)★新種目
制限時間:2時間
参加料16,500円(税込)※登山バス代込
今年から新種目が増え、料金もUPとなっております。
さらに、ウォーキングの部にも制限時間が追加!
昨年までは、未就学児のお子さんもハイキング感覚で参加できたのですが、だんだんガチ勢向け競技になってきましたね・・・( ゚Д゚)
参考までに、2021年の募集人数はピストンの部と登りの部が合わせて2,500人、ウォーキングの部が500人でした。
「倍率が〜」「抽選が〜」という声は聞かなかったので、定員に収まった感じなのかな?
やはり「登りのみ」の大会となると、チャレンジャーは限られるのかも^^;
気になる箱根ターンパイクのコースはこちらから見れますよ〜^^
激坂最速王決定戦まとめ
知る人ぞ知る激坂最速王決定戦。
私も箱根駅伝は好きでよく見るのですが、このレースの存在は知らなくて、実家に帰った時に母に「あんた、ひたすら坂を登り続けるレースあるの知ってる?」と言われ、そこで初めて本大会のことを知りました。
テレビ中継やライブ配信もなく(Wikiすらない!)、2022年目で開催5回目とまだまだ新しい大会なのですが、言い換えれば「伸び代がある大会」ということ!
「仮想5区」として、いつかは山の神の登竜門となり、今後ますます盛り上がることを願ってます^^