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倉敷高校陸上部の寮や監督、進路について調べてみたよ

倉敷高校
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2022年の全国高校駅伝で優勝を果たした倉敷高校。

岡山県では1978年に初出場を果たして以来、実に45年もの長きにわたり、都大路の舞台を走り続けています。

それも単に連続出場を続けているだけはなく、数多く上位争いを繰り広げていることから、そのレベルの凄さが窺えます。

 

その倉敷高校も3年生が卒業し、また新たなチームとなって1年間を戦うことになります。

チームとしての駅伝初戦は、3月19日の春の高校伊那駅伝になりそうです。

果たして、新チームがどんなレースを見せるか、注目ですね。

今回はその倉敷高校について焦点を当ててみたいと思いますので、倉敷高校に憧れる中学生の皆さんにも読んで頂けたら嬉しいです。

 

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目次

倉敷高校の陸上部に寮はある?

倉敷高校には寮があり、陸上部の選手たちは寮生活を送っています

全国の強豪校では、生徒たちを寮に住まわせる所も珍しくはないと思いますが、筆者の地元神奈川県ではそういった学校はなく、「強いところは私生活まで競技に対する意識が行き届いているんだな。」と思ったものです。

 

また、寮では監督も生徒たちと一緒に住んでいらっしゃいます。

監督が生徒たちと生活を共にするメリットとして、

「いかに長い時間生徒と一緒にいる時間をすごすかで気持ちや体調は分かる。」

倉敷市HP 平成23年度分 「青少年くらしき」357・358号より引用

ということが挙げられるとのことです。

特に無理して生徒と会話をする時間を持たなくても、寮生活で長い時間を一緒に過ごせば、ちょっとした変化に気が付くこともあるそうで、そういったところは、同じ監督が長年務めていらっしゃることや、寮を持つ部活の強みでもあるでしょう。

生徒たちも共同生活を送ることで、助け合う心を育むことが出来るそうで、チームとしての基礎となる気持ちの共有も出来ますね。

 

ちなみに筆者は元陸上部所属で、大学生の時に寮生活を送っていましたが、そこは陸上部の寮ではなく、留学生や一般学生向けの寮でしたので、陸上競技に対する気持ちを共有するという生活ではありませんでした。

しかし、風呂・トイレ・台所、すべて共有でしたので、同じ屋根の下で生活を共にした友人たちとは楽しい時間を過ごすことが出来、今でも深い繋がりがあります。

寮生活の良いところは、こうした家族よりも長く濃い時間を過ごせることに醍醐味があると思います。

 

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倉敷高校陸上部の監督は誰?

倉敷高校陸上部の監督は、長年、新雅弘さんが務めていらっしゃいます。

長く勝又雅弘さんというお名前でしたが、家庭の事情により旧姓の新雅弘へと名字が変わったそうです。

 

ご自身も倉敷高校の卒業生で、1978年に同校が初めて全国高校駅伝に出場された時のメンバーでした。

卒業後は日本大学に進学、箱根駅伝も走っていらっしゃいます。

大学卒業後も、日本電気ホームエレクトロニクス(現在のNEC)で競技生活を続け、ニューイヤー駅伝にも出走。

1986年に倉敷高校へ商業科教諭として赴任後、コーチとして指導歴をスタートさせ、1994年に監督へ就任されました。

実に30年近くも同校の指導に当たっていらっしゃるので、そこで培った経験は日々の指導に役立っていることでしょう。


個人的には、高校生くらいの心身ともに未完成の選手たちにとっては、こうした監督の存在というのは大きくて、ありがたいと思います。

筆者自身も、母校の高校で外部指導者を務めたことがありますが、同じ県内の強豪校の指導者の方が、果たしてどういった姿勢で指導に当たっているのか、本当に興味が尽きませんでした。

単に練習メニューの組み方だけではなく、選手への声掛けだったり、立ち位置だったりと、そういうところは経験と人間性に勝るものはないのかもしれません。

 

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倉敷高校陸上部の進路はどんなところがある?

倉敷高校陸上部には、年にもよりますが、1学年あたり10人前後の選手がいます。

1年生から3年生まで全部で30人前後の選手がいることになりますが、高校駅伝のメンバーに入ることが出来るレベルの選手は、大半が大学や実業団へ進んで競技を続けている模様です。

最近ですと、駒澤大学の円健介選手、東海大学の石原翔太郎選手、愛三工業のキプラガット選手といった選手が記憶に新しいところでしょうか。

また、この春に東海大学に進む南坂柚汰選手は、ハーフマラソン高校記録保持者(1時間03分05秒)でもあります。

全国高校駅伝で優勝するほどのチームですから、部内の選手たちの競技に対する意識は高いものがあると言えるでしょう。

「自分は陸上競技で生きていくんだ」という姿勢を持つ選手もいると思いますし、それくらいの覚悟がなければ、強豪校の中で走り続けることは出来ないと思います。

 

もちろん高校生ですから、学業も生活の中心を占めています。

ですが、意識というのは本当に大事で、筆者の母校でもそうなのですが、「インターハイに行けなかったら人生終わり」くらいの姿勢で競技に取り組む選手を何人も見てきています。

勉強を疎かにしていいということではないですが、競技に対してギラギラしたものを持っている選手はやはり強いですし、大事な試合でも結果を残しています。

そのため、必然的に大学や実業団からの勧誘の声もかかりやすくなります。

こうした意識と併せて、自分自身で考える力、自分で動く力、自主性や主体性が身に付けば、かなり強い選手になるでしょうし、大学や実業団としても欲しい人材に育つでしょう。

 

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倉敷高校陸上部まとめ

倉敷高校は、現在の岡山県では完全に一強の座を欲しいままにしていますが、何十年も勝ち続けることは容易ではありませんし、本当に凄いことだと思います。

倉敷に対抗する学校がもし出てくれば、それはそれで県内のレベルアップにも繋がることだと思いますが、岡山の友人によれば、他に選手の受け皿となるような高校は今のところないとのことです。

 

逆に言えば、それだけ倉敷高校陸上部には魅力があるということです。

倉敷高校は私立の学校ですし、寮生活ともなれば、学費とは別にまた金銭面での負担もあるかもしれません。

それでも選手が集まる倉敷高校陸上部には、3年間走ることに全てを懸けることの出来る環境があると言えます。

 

筆者は高校で潰れてしまったのですが、高校生や若い時に競技に打ち込める環境の大切さを理解しているつもりです。

強豪だからと、尻込みしてしまう気持ちの方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、二度とない高校生活を充実したものにするために、思い切って飛び込むだけの価値がこの学校にはあるのかもしれないと思っています。

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