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坂井隆一郎のネックレスや身長は?カミソリスタートって何?

坂井隆一郎選手 スポーツ

春のシーズン真っ最中の陸上競技界ですが、5月はゴールデングランプリ陸上が、そして6月には日本選手権と大きな大会が2つ控えています。

夏には世界選手権が控えていることもあり、日本選手権はその代表選考会を兼ねているため、いやが上にも注目度は上がりますね。

 

特に男子の100mは、近年9秒台を出す選手が増えていることから、両大会とも記録と順位共に注目度、期待度の高い種目と言えるでしょう。

中でも注目なのが、昨年の世界選手権にも出場し、準決勝に進出した坂井隆一郎選手(大阪ガス)。

自己記録10秒02を持つ坂井選手は、学生時代に関西インカレ優勝、日本選手権でも6位入賞と着実に力を付けて、社会人となって一気にブレイクしました。

代名詞ともいえる「カミソリスタート」なども併せて、今回は坂井選手にスポットライトをあててみました!

 

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坂井隆一郎選手のネックレスは何?

競技中の坂井選手を見ていると、ネックレスを付けていることがわかります。

これは医療機器メーカー「コラントッテ」の磁気ネックレスです。

具体的には「コラントッテTAOネックレススリムARAN mini」という商品で、首や肩の血行改善、肩こりなどを防ぐと言われています。

 

最近は陸上競技の選手に限らず、ネックレスなどのアクセサリーを身に着けているスポーツ選手が増えました。

コラントッテも、契約選手にプロ野球選手やフィギュアスケート選手、プロゴルフファーをはじめ、様々なスポーツ選手がいます。

陸上競技だと青山学院大学の長距離ブロック(駅伝チーム)の選手が、同社のネックレスやリラックスウェアを着用していますよ。

 

体に磁力を与えることで、肩こりなどを緩和し、パフォーマンスを最大限に引き出すことを狙いとしているコラントッテのアイテム。

筆者がこうした医療機器やアクセサリーなどで最初に目にしたのは、同じく関節や筋肉の痛みを軽減させて体のバランスを整える効果のあるスパイラルテープでした。

当時の箱根駅伝で優勝争い常連に上り詰めていた山梨学院大学の選手たちが、このスパイラルテープを体に施して走っていました。

正確にはスパイラルテーピング療法と呼ばれており、現在も広く使用されているテーピングなのです。

 

1分、1秒を争う陸上競技において、今やこういったアイテムは欠かせない存在となっていますね。

 

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坂井隆一郎選手の身長や体重は?

現在の坂井選手の身長・体重については公開されていませんが、大学生だった2019年当時の記事には、170cm・58kgとの情報がありました。

おそらく当時と比べても、現在の方が記録も伸びているため、筋力アップしていることは間違いないので、その分体重も増えていることが予想されます。

 

スプリンターとしては決して大柄ではない坂井選手ですが、写真や映像を見ると、筋肉が盛り上がっていて、見るからに力がありそうな身体、それでいてしなやかな身体に見えますね。

 

余談ですが、筆者が中高生時代に100m、200mの日本記録を持っていらした井上悟選手(当時日大、現在は近畿大学陸上競技部コーチ)も168cmと、坂井選手と同様の身長でしたが、筋肉が隆々とした身体だったなというイメージがありました。

 

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カミソリスタートって何?

さて、冒頭でも少し触れましたが、坂井選手の特徴といえば「カミソリスタート」でしょう。

カミソリスタートとは、切れ味鋭いスタートダッシュを見せる坂井選手に付いた代名詞的なニックネームです。

おそらく、大阪ガスで指導されていた朝原宣治さんが、そうおっしゃったことが広まったものと思われます。

 

坂井選手はとにかくスタートが速いのです!

号砲が鳴ると素早い足さばきから加速をしていき、ほとんどのレースでは前半の30~50mをトップで走ります。

坂井選手は1秒間に両足を5回転以上させるというピッチが物凄く速い走り方をされるのですが、スタートではそこにうまく体を乗せて推進力を活かした走りが出来るのでしょう。

 

ちなみに100m競走においては、スタートダッシュがタイムに占める割合は低く、どちらかというと、30~60mの中間疾走の区間でどれだけスピードを乗せられるかが重要になってくると言われています。

坂井選手も当然そこを意識していると思われますし、昨年世界選手権の代表にまで上り詰めた要因には、決してスタートダッシュだけではなく、中間走のスピードの乗せ方が大きく進歩したことが挙げられます。

 

同様のケースとしては、私が学生時代に見た大槻康勝選手(当時法政大学)というスタートが抜群に速く、1998年バンコク・アジア大会で100m銅メダルを獲得した方がいました。

大槻選手は身長が165cmに満たない小柄な選手と記憶していますが、やはり坂井選手同様ピッチが物凄く速く、毎回レースではスタートから弾丸のように飛び出すことで有名でした。

しかし、中間疾走区間以降での伸びを欠き、学生時代はなかなかタイトルには届かなかったという選手でもありました。

そこで、中間疾走区間を伸ばすことを重点に置き、苦手だった300mなどの距離を練習でも取り入れて、中間から後半の失速を防ぐことで日本代表にまで上り詰めたというエピソードがあります。

 

100m競走では、80mから90m付近にかけてはどんなトップレベルの選手でもスピードは落ちます。

世界記録を持つウサイン・ボルト選手ですら、80m以降はスピードが減速しているのです。

中間走と併せて落ち込みを防ぐという点も、スプリンターの方々には重要なテーマと言えるでしょう。

 

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坂井隆一郎選手まとめ

坂井選手について、いくつか過去の選手のエピソードを交えながらご紹介してみました。

2023年のブダペスト世界選手権、2024年のパリオリンピック、さらにその先の東京世界選手権と、活躍が期待される坂井選手。

9秒台のニュースが聞こえるのもそう遠くない可能性がありますね。

今シーズンの木南記念陸上では9秒98の記録を持つ桐生選手に先着して優勝を飾っています。

絶好のシーズンインを迎えているだけに、ゴールデングランプリ陸上、日本選手権と楽しみです。

 

あとは故障だけが一番怖いですね。

無事に世界選手権まで駆け抜けてくれれば、サニブラウン選手に続いての100mで世界のファイナリストになる可能性もゼロではないでしょう。

陸上ファンを寝不足へと導く世界選手権での活躍に胸が高鳴ります!

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