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三大駅伝とは?場所や日程、女子もあるのか調べてみたよ

三大駅伝
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今年も駅伝、マラソンシーズンに突入し、皆さんそれぞれ観戦や応援を楽しんでいらっしゃることと思います。

贔屓の選手やチームの選手が走っている姿を見ると、応援にも力が入りますよね!

特に駅伝に関しては一人で走るレースではないこと、タスキを繋いで行われることから、感情を揺さぶられる方も多いでしょう。

こうした人の感情に訴えかける駅伝には、「三大駅伝」と呼ばれる大会があることをご存じでしょうか?

今回はこの三大駅伝について説明していきたいと思います。

 

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目次

三大駅伝とは何のこと?

三大駅伝とは、出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)、全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)、東京箱根間往復駅伝競走大会(箱根駅伝)の三大会のことを指します。

いずれも男子大学生による駅伝大会です。

 

この内、出雲駅伝と全日本大学駅伝は日本学生陸上競技連合が主催する大会で、日本で各地区の学生陸上競技連合に登録している大学、選手であれば、参加資格が得られます。

大会には各地区の予選や選考を突破することで出場が可能となります。

対して、箱根駅伝は関東学生陸上競技連盟が主催する大会で、同連盟に登録している大学、選手しか参加資格はありません。

大会には前年のレースでシード権を獲得した10校と、予選会を突破した10校(5年ごとの記念大会では13校)が出場可能となります。

 

そのため、「三大駅伝」の呼称を意識して使っているのは、関東学生陸上競技連盟に加盟している大学の関係者やファンが多いです。

 

箱根の全国化はあるのか?

いずれの駅伝もテレビで生中継されており、人気を支えています。

とりわけ箱根駅伝は、上記の通り関東地区の「ローカル大会」であるにも関わらず、毎年高い視聴率をたたき出しており、駅伝人気を牽引している大会と言えるでしょう。

 

近年では、この箱根駅伝の人気が背景ともなり、関東ではなく大会の全国化を希望する声も上がってくるようになりました。

そして2023年10月に行われた箱根駅伝予選会では、翌年の箱根駅伝が開催100回を迎える記念大会ということもあり、関東地区に限らず、全国の大学が参加可能となる措置が取られました。

 

青山学院大学の原晋監督は、かねてから箱根駅伝の全国化を推奨しており、全国化をすることで、各地区のレベルアップと、地域活性化にもつながるとの持論を展開していることでも知られています。

第101回大会以降の箱根駅伝予選会が全国化されるのかどうかはまだ情報がありませんが、関東の大学でなくても箱根を走るチャンスがあるというのは、全国の学生にとっても一つのモチベーションになるかもしれませんね。

 

また、箱根駅伝の注目度が圧倒的に高いことから、高校生の有力ランナーたちの多くが関東地区の大学に進学するという傾向が見受けられ、関東地区とその他の地区で長距離選手のレベル差が開きすぎているという現象もありますが、この差も全国化することで埋められるのではないか、という期待があります。

時代のニーズに合わせてどのような変化を見せるか、今後に注目です。

 

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三大駅伝の場所や日程を教えて

三大駅伝の開催場所や日程については以下の通りとなっています。

  • 出雲駅伝島根県出雲市で毎年10月のスポーツの日に開催されます。
  • 全日本大学駅伝:愛知県名古屋市熱田神宮をスタートし、三重県伊勢市伊勢神宮をゴールとする駅伝。毎年11月第1日曜日に開催されます。
  • 箱根駅伝:東京都千代田区読売新聞社前から神奈川県箱根町芦ノ湖を2日間かけて往復。毎年1月2日と3日に開催されます

 

例年、夏合宿や9月の日本インカレを終えて、出雲駅伝の始まる10月から各大学は駅伝モードに入ります。

出雲は総距離45.1kmと大学生としては短めの距離で行われ、11月の全日本大学駅伝は106.9km、箱根駅伝は217.1kmと、徐々に距離は長くなります。

10月は近年の気候ではまだ暑さが残る中での開催となりますが、11月、12月と季節が進むにつれて距離も伸びていきます。

 

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三大駅伝に女子はあるの?

三大駅伝は現在の時点では男子の上記三大会を指している言葉で、女子には「三大駅伝」という呼称はありません

 

ちなみに女子大学生による大きな駅伝大会は二つあります。

一つは10月末に行われる全日本大学女子駅伝対校選手権大会(通称:杜の都駅伝)で、もう一つは年末に行われる全日本大学女子選抜駅伝競走大会(通称:富士山駅伝)です。

この二大会はいずれも日本学生陸上競技連合の主催のため、全国の各地区にある大学、選手に出場資格があります。

杜の都駅伝は各地区の予選、選考を突破した大学が出場可能となり、富士山駅伝は全日本大学女子駅伝で12位以内に入った大学と、5000m7名の合計タイムで書類選考された10大学が出場します(このほか、全日本大学選抜、静岡県学生選抜が編成されます)。

 

これは余談ですが、筆者の知り合いの女子選手が関東の大学で陸上部に所属しており、全日本大学女子駅伝の出場を懸けた関東学生女子駅伝が最も年間でメインとなる大会とのことでした。

三大駅伝という言い方はしていませんでしたが、彼女たちにとっては、この関東の予選となる関東学生女子駅伝こそが最大目標であり、彼女たちの三大駅伝でもあると言えるでしょう。

 

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三大駅伝まとめ

出雲、全日本、箱根と、出場できる大学、選手はほんの一握りです。

目指して意識できる選手たちも限られてくるでしょう。

それだけ近年の学生のレベルは高くなってきています。

 

ですが、上記のように「自分たち、私たちにとっての目標はこれ!」という大会がある、作るということはとても大切なことです。

たとえ出雲、全日本、箱根ではないとしても、「私たちの三大駅伝」に何を設定するかで学生生活の充実度もまた変わってくるでしょう。

 

例えば、関西地区の学生なら出雲、全日本に加えて、関西学生対校駅伝競走大会(通称:丹後大学駅伝)があります。

各地区に独自の目標とされる駅伝があるのです。

なお、この丹後駅伝には、今年青山学院大学がオープン参加をしており、今後も各地区の垣根を取り払った交流が見ることが出来るかもしれませんね。

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