2022年の6月に大阪のヤンマースタジアム長居で行われた第105回日本陸上競技選手権大会。
その大会で、田中希実選手が圧巻の走りを見せたことは記憶に新しいですね。
800m、1500m、5000mと全種目で銀以上のメダルを取り、中距離も長距離もいける、正に新世代のトラックの女王とも言える田中選手。
今日は田中選手の気になるシューズのことや、いかにすごいか！という功績についてお話ししていきたいと思います。
田中希実選手のシューズはどこのメーカー？
田中希実選手の愛用シューズは、NB（ニューバランス）のFuel Cell MD-Xです。
お値段なんと26,400円（税込）！
その価格帯からもわかるように、エントリーランナー向けで、レース用にスパイクも付いています。
また、NB初のカーボンを使用したシューズというのも特徴です。
田中希実選手の日本記録を支えた #ニューバランス 史上初 カーボンプレート搭載トラックスパイク #FuelCell MD-X(#フューエルセルエムディーエックス）200足限定登場！4/22(金)~一般販売！
※NB公式オンラインストアストア、SteP SPORTS
4/14(木)10:00~先行予約開始
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また、田中選手は目的によってもシューズを使い分けていらっしゃいます。
1500mまでのレースが前述のMD-Xで、3000m以上のレースはFuelCell 5280またはFuelCell LD-X。
練習ではロード用のHANZOシリーズを着用されているとのこと。
練習では薄底を、レースではスパイクシューズという使い分けをされているそうです。
素人からすると、ランニングシューズはお高いので、履き潰すまで同じものを着用するイメージだったのですが、一流アスリートは目的に応じてシューズも使い分けるのですね～。
特に田中選手はトラックも中距離～長距離、さらに駅伝などロードレースに出場されることもあり、幅広い活躍をされているので、より様々なレースに対応できるシューズが必要となるのでしょうね。
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田中希実選手がすごい理由とは？
田中希実選手のすごさの一つに、女子1000m・1500m・3000mでそれぞれ日本記録を出していることが挙げられます。
中学生から陸上経験者のお父様と二人三脚で陸上を始め、2022年7月現在、まだ社会人一年目の22歳でありながら、既にこれだけの記録を持っていらっしゃるというのは素晴らしいですね。
- 1000m 2分37秒33：2022年6月22日『ホクレン・ディスタンスチャレンジ2022』
- 1500m 3分59秒19：2021年8月4日『東京オリンピック女子1500m準決勝』
- 3000m 8分40秒84：2021年7月10日『ホクレン・ディスタンスチャレンジ2021』
ホクレンDC20周年記念大会
女子1000m
田中希実選手 2分37秒33の日本新記録樹立の様子です。
田中選手おめでとうございます。#ホクレンDC pic.twitter.com/fcAqXrLsFd— ATHLETE News (@ATHLETE__news) June 22, 2022
そして驚くべきなのが、ご自身で持っていた日本記録をご自身で塗り替えるということが、毎年のように起こっているということ！
『ミドルディスタンスサーキット 大阪大会（2021年）』で1000m 2分37秒72の日本記録を出した後、翌年の『ホクレン・ディスタンスチャレンジ2022』で1000m 2分37秒33で更新。
『ホクレン・ディスタンスチャレンジ2020』で3000m 8分41秒35の日本記録を出した後、翌年の『ホクレン・ディスタンスチャレンジ2021』で3000m 8分40秒84で更新。
そして、『東京オリンピック女子1500m予選』で4分02秒33の日本記録を出した後、2日後に行なわれた『東京オリンピック女子1500m準決勝』で3分59秒19で記録更新。
ちょっと凄すぎやしませんか・・・？
どれも短期間で塗り替えるこの凄さ。正に留まることを知らない強さといったところですね！
東京オリンピックでも、メダルには届かなかったものの、日本人初の1500m決勝進出・初入賞（8位）という快挙を達成されています。
まだまだお若いので、これから世界での経験を積んで、更に記録更新や躍進が期待できそうですね！
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田中希実選手のシューズまとめ
もうすぐ世界陸上が始まるということで、田中希実選手のことを詳しく知っておきたいなと思い、まとめてみました。
元々、私は男子の方をメインで見ていたので、恥ずかしながらあまり田中選手について存知上げていなかったのですが、家族がファンであまりに推してくるので、先日の日本陸上競技選手権大会の女子5000mをじっくり観戦したところ、ラスト一周のスパートを見て惚れてしまいました。
画面越しで見てたのに、リアルに鳥肌立ちました。
改めて今までの戦績を振り返っても見ると、「本当に田中選手は凄かった」の一言に尽きますね。
ここでは一部しか紹介できませんでしたが、他にも全国女子駅伝やクロカンなどでも活躍されています。
まだまだ伸びしろがたくさんある田中選手！目が離せませんね(*‘∀‘)
