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勝田マラソンの攻略や高低差、制限時間について経験者が語る!

勝田マラソン
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駅伝、マラソン、ロードレースシーズンの真っ只中の1月ですが、皆さんの中にはテレビで観戦されるだけではなく、ご自身でもレースを走るという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今は東京マラソン等、大規模なマラソン大会も増えてきて、より走ることが身近になってきました。

筆者も1月29日(日)に茨城県ひたちなか市、東海村で行われる第70回勝田全国マラソンのフルマラソンの部に出場します。

今回は初めて勝田マラソンを走る方に向けて、一度勝田マラソンを走ったことがある私の経験を踏まえながら、攻略法をご紹介していきたいと思います!

 

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目次

勝田マラソンの攻略と高低差について

勝田マラソンを走り抜くカギは「アップダウンをリズミカルにこなすこと」です。

勝田マラソンのコースは極端な上りや下りはほとんどありませんが、高低差10m前後の細かいアップダウンがコース全体を通していくつかあります。

ただしその中で一か所、13kmから14kmあたりにかけては一旦20mくらいの高低差を下り、そこから15kmにかけてまた少し傾斜のきつい上りがあります。

15km過ぎからは18kmまでだらだらとした緩い上りが続きます。

この時の13kmからの下りで足を使いすぎないことが前半のポイントになると思います。

 

箱根駅伝の下り(6区)をご覧いただくとわかると思いますが、下りは平地よりも足へ掛かる負荷が大きいのです。

勝田マラソン全体に言えますが、下りでスピードを上げるというよりは、上り下り全体を通してアクセントとして捉え、うまくリズムを作る、リズムに乗ることが重要になってきます。

具体的には上りだからといって頑張りすぎるのではなく、また下りだからといってスピードを上げすぎるのでもなく、あくまで自然体で力を使いすぎずに走りましょう。

普段の練習からアップダウンのある場所を走ったり、クロスカントリー等が出来たりすると良いですね。

 

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勝田マラソンのルートについて

コースはひたちなか市、東海村をぐるっと一周回ってくるようなレイアウトとなっています。

25km過ぎまでは曲がり角があまりありません。5kmに1回あるかどうかです。

上記の高低差がある地点もありますが、比較的走りやすいと言えるでしょう。

 

ただ、7kmあたりの折り返し地点から15kmあたりまでの国道245号線は、海に近い場所を走ることと、季節柄北寄りの風が吹くため、向かい風や横風の影響を受ける可能性もあります。

ちなみに公式プログラムによりますと、前回の第68回大会(2020年)は午前10時の時点で北北西の風2.0mが吹いていました。

ここで風と併せて気になる気温ですが、1月末ということもあって、例年通りであればやや気温は低めと考えていいでしょう。

前回大会も10時の時点で天候は曇り、気温が4.3℃となっていました。

 

ちなみに、今年は来週からの寒波の影響を受けそうで、私も天気予報を毎日チェックしているのですが、最高気温が晴れても7℃くらいになりそうです。

加えてもし風が吹けば前回大会と同じくらい寒くなるかもしれません。

スタートが10時半のため、晴れていれば陽射しが暖かくなってくる時刻でもありますので、そこに期待ですね。

 

そして気になるレース後半部分は、27kmを過ぎたあたりから33kmあたりまでの約6kmにかけては、それまでと一転して曲がり角が多くなります。その数は9回。

それもほぼ直角、90度の曲がり角が多く、そろそろ足に来そうな30km前後でこの曲がり角の多さはやや肉体的にも精神的にも堪えます。

 

さらに、27km過ぎからコースの終盤でもある37kmまでは、これまでの私の経験上ですが、沿道の応援がちょっと少ないのです。

町の中心街から離れていることもあって仕方ないかもしれませんが、ここが一番の頑張り所ですね。

 

37kmで昭和通りに戻ってくると、残り約5kmになります。

ここは一転して沿道からの応援が多く、ゴールに向けてとてもありがたい力を受けることが出来ます。

ひたちなか市役所を過ぎればゴールの石川運動ひろばまではもうすぐ。

ラスト頑張っていきましょう!

 

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勝田マラソンの制限時間について

コースと併せて気になるのが、制限時間や各関門の閉鎖時間ですよね。

勝田マラソンではフィニッシュ地点含めて4か所(18km、30km、35km)の関門が設けられており、それぞれ閉鎖時間は下記の通りとなります。

  • 18km地点:13時00分(スタートから2時間半後)
  • 30km地点:15時00分(スタートから4時間半後)
  • 35km地点:15時40分(スタートから5時間10分後)
  • フィニッシュ地点:16時30分(スタートから6時間後)

※制限時間はスタートの号砲を基準とします。各選手がスタート地点を通過してからのタイムではないのでご注意ください。

※また、6時間で計測は打ち切られ、交通規制も解除されます。解除後は歩道に上がってフィニッシュ地点を目指すことになります。

 

完走を目指す方、マラソンを初めて走る方は気になるところだと思います。

初めてマラソンを走る方にとって6時間は決して余裕とは言えないかもしれませんが、大規模市民マラソンの草分け的存在でもある勝田マラソンは、制限時間が比較的長めに設けられている方だと思います。

 

なお、見事に完走を果たしますと、フィニッシュ後に参加賞として「完走芋」をいただくことが出来ます。

茨城県は干し芋の産地として有名で生産量は日本一を誇ります。

そしてその大部分となるのがマラソンコースとなるひたちなか市、東海村で、マラソン「完走」と「乾燥」を掛けた一品となっています。

そのまま食べても軽く炙っても美味しいですよ^^

 

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勝田マラソンのペーサーについて

大会要項に記載がないため、おそらく今回の勝田マラソンにペーサーはつかないと思われます

最近では市民マラソンにも3時間切り、3時間30分切り、4時間切り、といった各自の目標に合わせたペーサーが付くことがあり、私の母校の陸上部の選手たちも某マラソン大会のペーサーを務めていたことがあります。

勝田マラソンでは、自分でペースを組み立てるか、周りに自分の目標ペースと同じ選手がいれば集団で走る、といった形が記録を狙う上でベターな選択になるでしょう。

 

私も以前に勝田を走った時は、同じペースの方々と集団で走りました。

ずっと集団を引っ張ってくださった方もいて、その方には「申し訳ないな」という気持ちもありましたが、私は風の影響を受けないためにも、集団の後方に位置していました。

 

私は普段一人で走っているのですが、レースになると周りに選手がたくさんいて、特に同じペースの集団の中で走っていると、それだけでも楽に感じるものです。

30kmあたりからは集団もばらけてくるのですが、そこまでずっと一緒に走ってきた方々は、時々励ましあう光景も見られます。

私も少しペースが落ちてきた時に周りの方から「がんばっていきましょう!」と声をかけていただいて嬉しかったことがあります。

是非皆さんもご自身に合ったペースの方を見つけて一緒に走ってみましょう。

 

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勝田マラソンまとめ

私含めてスタート前は不安がある方も多いと思います。

もし天気が雨になったら・・・といった心配も挙げればきりがないですよね。

私はモヤモヤしているのが嫌なので、いっそのこと早く来週末にならないかなと思うこともあります(笑)

タイムや順位を狙う方も、完走を目指す方も、目標は人それぞれですが、3年ぶりに開催されるマラソンを皆さんが楽しめることを心から祈っています。

また、開催に際して尽力されている勝田全国マラソン大会実行委員会はじめ運営の皆様、私設エイドの皆様に感謝しながら走りたいものですね。

皆さん、一緒にがんばりましょう!

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