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出雲駅伝の出場資格は?コース地図や歴代優勝校も知りたい!

出雲駅伝
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『大学三大駅伝』の一つである出雲全日本大学選抜駅伝競走(通称:出雲駅伝)が、毎年スポーツの日に島根県出雲大社をスタート地点として開催されます。

1989年に始まった比較的新しい本大会ですが、出場する大学はどうやって決められているのかは意外と知られていません。

今回はその知る人ぞ知る複雑な大学選抜のルールと、出雲駅伝はどのようなコース特徴があるのか、また歴代の優勝校はどこなのか、についても合わせて解説していきたいと思います!

ややこしいけど、頑張ってついてきて下さいね。目指せ大学駅伝マニア!

 

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目次

出雲駅伝の出場資格は?

出雲駅伝の出場資格は下記の通りです。

  • 日本学生陸上競技連合の普通会員であること

と、これだけ。箱根駅伝とは違って、参加標準記録とかもなく、非常にシンプルですね。

 

ただし、出場校の選び方は少々複雑です。

出雲駅伝には、20チーム(+アイビーリーグ選抜チーム)が参加できるのですが、前年度の出雲駅伝の成績によって、本年度の各地区学連の出場枠数が決まります

各地区学連とは、北海道学連・東北学連・北信越学連・関東学連・東海学連・関西学連・中四国学連・九州学連の8つのことを指します。

 

まずは、このそれぞれの学連に「基本枠」として1枠ずつ割り当てられます。

そして、残りの12枠は、前年度の出雲駅伝で上位12位に入った地区に「成績枠」としてプラスされます。

ただし、各地区学連の出場枠上限は基本枠を含めた10枠までとなっているため、関東学連が上位10位までを占めたとしても、成績枠は9枠までとなり、残り3枠は上位の他の地区学連に渡るという仕組みです。

 

ひぇ、文章にするとややこしや!2023年大会の結果を表にするとわかりやすいかな。

順位 チーム名 学連 翌年度基本枠 翌年度成績枠
1 駒澤大 関東学連 1
2 創価大 関東学連 1
3 城西大 関東学連 1
4 國學院大 関東学連 1
5 青山学院大 関東学連 1
6 早稲田大 関東学連 1
7 中央大 関東学連 1
8 東洋大 関東学連 1
9 法政大 関東学連 1
10 順天堂大 関東学連 1
11 関西大 関西学連 1
12 環太平洋大 中四国学連 1
13 アイビーリーグ選抜
14 広島経済大 中四国学連 1
15 立命館大 関西学連 1
16 北海道学連選抜 北海道学連 1
17 北信越学連選抜 北信越学連 1
18 皇學館大 東海学連 1
19 第一工科大 九州学連 1
20 東北学連選抜  東北学連 1
DNF 大阪経済 関西学連 1

 

そして、割り当てられた枠をどの大学に充てるかは、各地区学連が下記選考基準に準じて、決定します。

  • 北海道学連:北海道学連中長距離記録会兼出雲大学駅伝北海道地区選考会の成績
  • 関東学連:箱根駅伝の成績(シード権獲得校)
  • 東海学連:東海学生駅伝の成績
  • 関西学連:全日本大学駅伝関西学連出場大学選考競技会の成績
  • 中四国学連:中国四国学生駅伝の成績
  • 九州学連:九州学生駅伝の成績

 

なお、出場枠が1枠しかない地区は学連選抜チームでの出場も可能で、下記チームが編成される場合もあります。

  • 北海道学連選抜(出場枠が2枠以上ある時は編成なし)
  • 東北学連選抜
  • 北信越学連選抜

 

どうでしょう?ちょっとややこしかったかな^^;

ちなみに、20チームのうち10チームは関東学連枠と決まっています。

 

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出雲駅伝のコース地図をご紹介

出雲駅伝のコースは、出雲大社を出発し、市街地からのどかな田園風景を抜けて、出雲ドームへ向かう全長45.1kmのコースとなっています。

本当にこののどかな風景見て欲しい…沿道の応援も地元の人メインなので、ごちゃごちゃしてなくて、とても癒されますよー。

区間は全部で6区間です。

  • 1区(8.0km):出雲大社〜 出雲市役所・JAしまね前
  • 2区(5.8km):出雲市役所・JAしまね前〜 斐川直江
  • 3区(8.5km):斐川直江〜 平田中ノ島
  • 4区(6.2km):平田中ノ島〜 鳶巣コミュニティセンター前
  • 5区(6.4km):鳶巣コミュニティセンター前 〜島根ワイナリー前
  • 6区(10.2km) :島根ワイナリー前〜出雲ドーム前

見ての通り、箱根に比べると1区間辺りの距離がかなり短いので、毎回スピードレースとなっています。

箱根駅伝を見慣れている人だと、きっと「速っ!」ってなると思いますよ^^

 

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出雲駅伝の歴代優勝校はこちら

では、最後に箱根駅伝の歴代優勝校を見ていきましょう(参照元:Wikipedia)。

  • 第1回(1989年):日本大学
  • 第2回(1990年):大東文化大学
  • 第3回(1991年):山梨学院大学
  • 第4回(1992年):山梨学院大学
  • 第5回(1993年):山梨学院大学
  • 第6回(1994年):山梨学院大学
  • 第7回(1995年):山梨学院大学
  • 第8回(1996年):早稲田大学
  • 第9回(1997年):駒澤大学
  • 第10回(1998年):駒澤大学
  • 第11回(1999年):順天堂大学
  • 第12回(2000年):順天堂大学
  • 第13回(2001年):順天堂大学
  • 第14回(2002年):山梨学院大学
  • 第15回(2003年):日本大学
  • 第16回(2004年):日本大学
  • 第17回(2005年):東海大学
  • 第18回(2006年):東海大学
  • 第19回(2007年):東海大学
  • 第20回(2008年):日本大学
  • 第21回(2009年):日本大学
  • 第22回(2010年):早稲田大学
  • 第23回(2011年):東洋大学
  • 第24回(2012年):青山学院大学
  • 第25回(2013年):駒澤大学
  • 第26回 開催中止
  • 第27回(2015年):青山学院大学
  • 第28回(2016年):青山学院大学
  • 第29回(2017年):東海大学
  • 第30回(2018年):青山学院大学
  • 第31回(2019年):國學院大學
  • 第32回 開催中止
  • 第33回(2021年):東京国際大学
  • 第34回(2022年):駒澤大学

初代王者は日本大学で、さらに初期は山梨学院大が無双していた時代があったのですね。

時代の移り変わりと共に、優勝校に上がる名前も変化があり、興味深いです。

2021年は東京国際大が初出場・初優勝という快挙を成し遂げたので、こういう新しいチームの活躍や、古豪の復活なんかも今後期待していきたいですね!

 

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出雲駅伝出場資格まとめ

箱根駅伝ほど注目度は高くないけど、全国の大学が出場し、なおかつのどかな風景とは裏腹にスピード勝負が見られる出雲駅伝、私は好きです!

2021年からは島根出身である髭男の『フィラメント』がテーマソングに使われ、とても駅伝の世界観とマッチしていて印象に残りました。

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こういうタイアップは大歓迎なので、もっともっと大学駅伝が全国レベルで盛り上がって欲しいなと思います。

 

出雲駅伝はまだ夏日が残る10月に開催されるので、熱中症や脱水症状も心配されるレースでもあります。

選手のみなさんがベストコンディションで、誰一人棄権することなく、今年も無事にレースが開催・閉幕されることを願ってます。

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