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全日本大学駅伝の出場校の決め方は?ルールや箱根駅伝との違いも!

全日本大学駅伝3 スポーツ

出雲駅伝の号砲を聞くと、「今年も来たぞ駅伝シーズンが!」とワクワクしますね^^

三大駅伝の2つ目を飾る全日本大学駅伝では、駒澤大学の二冠目をかけた戦いが!そして昨年その駒澤大と競り合った青山学院大学のリベンジが!更には新監督を携えてグイグイ来ている大東文化大学の6年ぶりの出場が!と、今年の本大会は見どころがたくさんあります。

今日は当日にレースに集中できるよう、全日本大学駅伝の基本的なルールについて先におさらいしておきましょう!

 

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全日本大学駅伝の出場校の決め方って?

全日本大学駅伝も、箱根駅伝と同じくシード権や予選会などがあり、それらの条件を満たした大学が出場をすることができます。

まず、全日本大学駅伝に出場できるチームは全部で27チーム

うち2チームは、箱根駅伝の関東学連選抜チームと同じくオープン参加(公式記録にならない)となる日本学連選抜チームと東海学連選抜チームになります。

 

では、残りの25チームの内訳はどうなっているかというと、まず前年大会の上位8校に「シード枠」が与えられます(残り17枠)。

続いて、8枠を「基本枠」として、各地区学連(北海道学連・東北学連・関東学連・北信越学連・東海学連・関西学連・中国四国学連・九州学連)に割り当てられます(残り9枠)。

最後に、9枠を「成績枠」として、前年大会の9~17位の大学が所属している学連に配分されます。

ただし、各学連から出場できるチームは上限15校までというルールがあるため、超過した分は18位以下の大学が所属する学連に配分されます。

関東学連なんかは強豪校ばかりですので、15枠を超えることもよくあります。

 

う~ん、文章だとわかりにくいぞ…という方のために、こちらの記事では表にまとめてみましたので、ご参考にして下さい!

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そして、各地区学連に割り当てられた枠を巡って、また予選会が行われ、出場校が決定する…という流れです。

この予選会はテレビ放送はやっていないので、多くの人が「全日本大学駅伝の出場校っていつどうやって決まったの?」ってなってしまうわけですね^^;

 

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全日本大学駅伝のルールを教えて!

全日本大学駅伝は、名古屋市の熱田神宮から伊勢市の伊勢神宮までの106.8㎞を全8区間で繋ぐコースです。

1チームにつき、監督1名・マネージャー1名・選手13名の計15名で構成されます。

エントリーは、監督1名・マネージャー1名・選手16名の計18名まで可能です。

 

各中継所には下記の通り制限時間が設定され、規定時間までに襷が繋がらない場合は、繰り上げスタートとなります。

  • 第1~第4中継所:先頭が通過してから10分
  • 第5~第7中継所:先頭が通過してから15分

繰り上げスタートや関門閉鎖は、長距離レースでは避けては通れないものです。

 

これはなぜかというと、一般道を封鎖してコースを作っているので、交通規制が関係してくるからです。

選手全員が通過するまで待っていると、大渋滞を引き起こしてしまいますし、物流など予め決められた時間までに荷物を届けるべく予定を組んでいるトラックの運転手さん等にとっては、通行止めが勝手に延長されてしまっては仕事に影響が出てしまいますからね。

「もうそこまで選手が見えているのに、待ってあげてよ~!」と言いたくなりますが、これも国の道路を借りて実施している以上、やむを得ない事情があるのです。

ああ、非情かな、繰り上げスタート。。

 

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全日本大学駅伝と箱根駅伝の違いは?

最も大きな違いと言えば、「全日本大学駅伝は全国の大学が出場できるのに対し、箱根駅伝は関東の大学しか出場できない」ということでしょう!

これを知らない人は、実は駅伝に詳しくない人に結構多くて、「そうなの!?箱根駅伝はあれだけ盛り上がってるから全国の強い大学が出てるんだと思ってた!」と言われるんですよね^^;

あれだけ盛り上がってるのは、日テレさんの長年の努力による番組制作力のおかげです。。

これをモデルにした話が、池井戸潤さんの「俺たちの箱根駅伝」で読めますので、ぜひ単行本が発売されたら読んでみてください。すごく興味深いです。

もちろん、「出場できる」と言っても、どちらの駅伝もシード校以外は予選会を勝ち抜く必要がありますけどね。

 

後は、当たり前ですが、コースも距離も違いますね。

全日本大学駅伝は愛知県~三重県を走る往路のみに対して、箱根駅伝は東京~箱根間を2日間に分けて往路と復路で戦います。

先ほども申し上げましたが、前者は距離が全8区間の106.8㎞に対し、箱根駅伝は全10区間217.1kmです。

箱根駅伝は1人あたりハーフマラソン程の距離を走るので、最も過酷な駅伝とも言えます。

それ故、三大駅伝のフィナーレを飾る大会であり、大学駅伝の頂点とも言われているのですが、関東の大学しか出場できないのに三大駅伝に数えるのはいかがなものか?という声もあるようです。

ぜひ、箱根駅伝100回大会を機に、門戸を常に全国へ広げて欲しいな~と思いますね。

 

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全日本大学駅伝の出場校の決め方とルールまとめ

全日本大学駅伝の出場校の決め方、うまく伝わったでしょうか?

意外と知られていないので、周りで「どうやって決めてるの?」っていう人がいたら、検索される前にドヤ顔で教えてあげてくださいね(笑)

全国の大学が出場するチャンスがある大会ではあるものの、やはり大半は関東勢が占めてしまうので、なかなか他地域の大学の選手の育成やモチベーションの上げ方が課題になってくるな~という気がします。

本当に箱根駅伝100回大会を境に何か変わって欲しいのですが…!

そして全国を挙げて日本の駅伝を盛り上げていけることを個人的には切に願っています。

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