2012年に名古屋国際女子マラソンを大規模マラソンにリニューアルする形で発足した「名古屋ウィメンズマラソン」。
女性だけのマラソンとして注目を浴びるこの大会は、参加者数でもギネス世界記録をマーク(2012年第1回大会で13,114人、2018年には21,915人)するなど、大変注目度の高い大会となっています。
名古屋ウィメンズは、「いつかはフルマラソンを走ってみたい!」とお考えになっている女性ランナーの方にとって、良い目標となる大会なのではないかと思います。
今回はこの名古屋ウィメンズマラソンについて、初心者の視点に立って解説していきます!
名古屋ウィメンズマラソンは初心者でも走れる?
名古屋ウィメンズマラソンは、マラソンが初めての方にも優しい大会と言えるでしょう。
というのも、本大会の参加資格は、
- 大会当日年齢が満19歳以上であること
- フルマラソンを7時間以内で完走できること
の2つのみで、日本陸上競技連盟に登録している必要もありません。
実際のレースでは7時間まで計測が行われることになっており、日常的にランニングをする習慣のある方であれば十分完走可能です。
コースも高低差が10m前後と、とても平坦で走りやすいと評判なので、記録を狙う方から初心者の方まで幅広い層に人気です。
なお、エリートの部とオンラインの部を除く申し込み区分は
- 一般抽選:3,500人
- チャレンジ枠 :5,000人
- 宿泊付き:4,000人
- チャリティ-:3,000人
- ハートサポート:1,000人
- 海外 :3,500人
となっており、合計20,000人が走ることが出来ます。
気になる申し込み状況や抽選倍率については、2024年大会は約2.5倍と、そこまで高くない結果でした。
気になっている方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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名古屋ウィメンズマラソンの服装はどうすればいい?
初めてマラソンを走る時はどのような服装で走ればいいか、なかなか迷うところですよね。
当然、動きやすく速乾性のスポーツウェアを着ることが前提になりますが、完走を目指すことを第一に考えると、薄着で走るよりも、体温調節可能な着脱しやすい服装を重視した方が良いかと思います。
服装は男女に限らず言えることですが、
- 目標タイムやペース
- 気温
- 風
によって変わります。
名古屋ウィメンズが開催されるのは3月なので、真冬の寒さは幾分緩んでいると思いますが、10℃前後の気温では少々肌寒く感じられると思います。
風が強いと体温を奪われる可能性もあります。
逆に2022年大会のように、気温が20℃を超えるあたりまで暑くなると、今度は熱中症の心配も出てきます。
こうした条件によって、服装は「これ!」と決めつけるのではなく、柔軟に選ぶのが良いと思います。
これは私見ですが、もし初めて走る方で、タイムは気にせずとにかく完走を目指すという方でしたら、最初は保温性を重視した服装(Tシャツにジャケットを羽織る等)で走り始め、体も温まってちょっと暑いなと思えるくらいになったらジャケットを脱ぐ、という調節が可能な服装をお勧めします。
アームカバーやランニング用のグローブなども着脱しやすいのでお勧めです。
名古屋ウィメンズマラソンの公式サイトにも、当日の気象予報と服装についてのアドバイスが掲載されます。
服装に迷っている方は、公式サイトに直前にアップされる情報をチェックするようにしましょう!
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名古屋ウィメンズマラソンでリタイアする人は多いの?
名古屋ウィメンズマラソンは前述の通り制限時間が長く、またコースもフラットなため、リタイアする人は少なく、完走率が高いことでも知られています。
前回2022年大会では、97.8%と非常に高い完走率を記録しています。
エントリー数はコロナ禍の影響を受けているため、ここ数年は変化していますが、完走率は一定して95%を超える値で推移しています。
さらに、名古屋ウィメンズマラソンは完走してゴールすると、ティファニーのオリジナルペンダントをおもてなしタキシード隊からいただくことが出来ます!
こうした要素も完走率を高める一つのモチベーションになっているのかも!?
ぜひともペンダント?いやイケメン?目指してがんばってください!(*´艸`*)
#名古屋ウィメンズマラソン から1週間が経ちました。
時間が経つのは早いですね。#おもてなしタキシード隊 で同じグループだったリーダーがメンバーの写真まとめてくれました!
これぞおもてなしの精神ですね! pic.twitter.com/scuVILJyWU— ヒラケン@DQウォーク (@windrunhiraken) March 20, 2022
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名古屋ウィメンズマラソンまとめ
これまでスポーツは、どちらかというと男性中心の社会なイメージが私にはありました。.
しかし、こうして女性だけのマラソンでも2万人規模で開催することが出来る、それだけ女性のランナーが増えるのは、スポーツ界にとっても大事なことですし、喜ばしいことだと思っています。
東京や大阪といった大規模マラソンをテレビ中継で見るたび、大勢のランナーの方が駆け抜けていく映像を目にしますが、私が学生の頃ではあまり考えられない光景でした。
日本のマラソン、ランニング文化を長年かけて築いてきたのは、こうしたマラソンを実際に見たり走ったりする方々だと思います。
今回はマラソン初心者の方に向けて書かせていただきましたが、少しでもお役に立てばと思います。
そして走ることを楽しんでいただければ、私にとってこれほど幸いなことはありません。