春といえば、プロ野球やJリーグをはじめとしたスポーツが国内で開催されるシーズンです。
今年度は声出し応援も解禁になっているスポーツが多く、これまで我慢が続いた環境を吹き飛ばすような会場の雰囲気に、ワクワクしている方も多いのではないでしょうか。
筆者も、サッカーや野球、陸上やモータースポーツと、様々なスポーツ観戦をしてきましたが、最近ハマっているのが男子バレーボールです。
日本国内のバレーボールは最高峰のリーグとしてVリーグがあり、秋から春にかけてリーグ戦が行われます。
日本代表の選手には近年こそ海外リーグで活躍する選手も増えてきましたが、メンバーの多くは日本国内のVリーグのチームに所属する選手です。
そこで今回は、Vリーグを初めて見に行く方に向けて、知っておきたい観戦マナーをお伝えしていきたいと思います!
Vリーグ観戦が初めての人が知っておきたいこと!
まずはどの席のチケットを取るべきか、悩む人が多いかと思います。
バレーボールはコートと観客席が他のスポーツに比べて近い方だと思いますが、
- 選手と同じ視線で見ることの出来る、迫力を体験できるアリーナ席
- 試合全体を見ることができるスタンド席
- 選手の動きを見ることができるスタンドのエンド席
といったように、目的に応じて席を選ぶ必要があります。
スタンド席はアリーナ席より1階上に位置し、アリーナ席よりも高い位置から試合を見ることになります。
アリーナ席の方がチケット代は高く、スタンド席の方が廉価です。
大半が指定席ですが、会場の大きさによってはスタンド席の上段が自由席になることもあります。
アリーナ席の方がコアなファンからの人気はあり(立派な一眼レフを抱えた方が多い!)、チケットも早い段階で売り切れるので、とりあえず初めて観戦するという方は、スタンド席でゲームや会場全体を見渡すのが私としてはお勧めです。
私が初めて観戦に行った時は、バレーボールファンの友人の勧めで、スタンドのエンド席でした。
選手のローテーションや動きがよくわかって、とても楽しめましたよ。
次に試合当日についてですが、当日は会場に試合開始1時間前くらいに到着することをお勧めします。
席を探す時間やお手洗い、お食事の時間はもちろん、選手たちがウォーミングアップを開始するのも大体試合開始の1時間前くらいからになりますので、選手がどんな風にアップをするのかを見ることも出来ます。
アップではサーブやスパイクの練習中に、アリーナ席だとほぼ間違いなくボールが飛んできます。そういった迫力も見逃せません。
私は「東京グレートベアーズ」というV1リーグに所属するチームの応援によく行くのですが、1時間くらい前に到着してアップや選手紹介、会場の演出などを楽しみながらテンションを上げています。
各チームともホームゲームの演出や会場の応援風景に特色がありますので、エンターテイメントとしての楽しみも期待できますよ^^
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Vリーグ観戦は飲食できるの?
会場での飲食についてですが、主催者や会場によって異なります。
飲食はスタンド席で可能となっているケースが多いですが、アリーナ席での食事はNGで、ペットボトルの飲み物だけOKというケースが多いように見受けられます。
Vリーグの試合会場では、スタンドの外や体育館の外に屋台やキッチンカーが来ていることが多く、私の経験上、試合会場外で食事を済ませて、試合中は飲み物だけという形が多いです。
アリーナ席での飲食が禁止な理由としては、会場(主に体育館)の床板の剥がれ、ひび割れといったダメージを避ける、床板の保護といったことが挙げられるようです。
試合時間がお昼等と重なる時は、主催者に問い合わせをして確認するのが良いでしょう。
私が問い合わせをした時は、「会場内では飲食禁止なので、外のテントに設置してあるテーブルで済ませて下さい」と言われました(コロナ禍だったこともあるかもしれません)。
今日は久しぶりに富士山が綺麗に見える🗻 ❤27.28日草薙このはなアリーナ🏐VリーグTORAYARROWSの会場前でキッチンカー出店中✨
#Vリーグ #TORAYARROWS #草薙このはなアリーナ pic.twitter.com/T68lDQ5EnZ— かよ (@nagomikayo) November 27, 2021
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Vリーグ観戦のマナーについて教えて!
観戦マナーとして一番気を付けて頂きたいのは、カメラ・スマートフォンなどでの撮影についてです。
撮影自体は今のところリーグで制限はされていませんが、問題になるのはカメラのフラッシュです。
選手のプレーに影響を与えてしまうため、会場内では全席でカメラのフラッシュ撮影は禁止されています。
同様に、スマートフォンでのLEDライトの点灯、その他光線を出す道具もNGです。
また、自分の席を離れて会場を移動したり、撮影したりするのも禁止です。
プレー中は選手の集中を妨げないように意識したいですね。
それに気を付けていれば、あとはあまり大きな禁止事項はありません。
応援については各チームにファン・サポーター、応援団の方がいらっしゃるので、その方々に合わせて声を出したり、スティックバルーンやハリセン(入場時に貰えます)、手で拍子を取ったりしてみましょう^^
ちなみに私が応援している東京グレートベアーズは、2021~2022年シーズンまでは前身となるFC東京バレーボールチームとしてV1リーグに参戦しており、ファン・サポーターがサッカーと同様の応援スタイルを取っていて、その盛り上がりに注目が集まっていました。
2022~2023年シーズンに新たに東京グレートベアーズとなってからは、特に応援団や決まった応援スタイルを持たないチームとしてシーズンを戦いましたが、自然発生的に起こる拍手や声援もまた良いものだなと思いました。
Vリーグに行くからには、ぜひ応援による一体感を楽しんで頂きたいです!
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Vリーグ観戦初めての方へまとめ
色々とチームによって応援や観戦マナー、会場の雰囲気が異なり、それぞれのスタイルがあるため、まずはとにかく試合会場に足を運んでみましょう。
推しのチームや選手が見つかると、より楽しめますね。
Vリーグは2024~2025年のシーズンから大きく変わります。
世界最高峰のバレーボールリーグを作るべく、S-Vリーグが誕生し、男女ともにS-Vリーグライセンス要件を満たした最大16チームが参戦することになります。
また、Vリーグは参加チームを東西のカンファレンスに分けて構成されることになっています。
いずれのリーグも地域共生、社会連携を重視しており、ホームタウンとしてチームが地域に根差すことを重視しています。
S-Vリーグのライセンスについて、詳細は2023年6月に発表される予定です。
今後どのような展開を見せるのか、注目したいですね!