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ニューイヤー駅伝2024の優勝予想!入賞は何位まで?シード権は?

ニューイヤー駅伝予想 スポーツ

年末年始は駅伝ラッシュですね!

クリスマスの全国高校駅伝が終わると、年内最後を富士山女子駅伝が飾り、そして新年一発目のニューイヤー駅伝、続いて箱根駅伝と、陸上ファンにはたまらないビッグイベントが続きます。

お正月のお屠蘇気分の中、元日からがんばる選手の皆さん、関係者の皆さんには頭が下がる思いです。

今回は、まず元旦を飾るニューイヤー駅伝について、予想や基本情報をお届けしたいと思います。

 

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ニューイヤー駅伝2024の優勝予想!

今大会の優勝候補は、Honda、富士通、トヨタ自動車、旭化成の4チームと見ています。

また、今年はコースの全長が100kmなのは変わりませんが、区間距離が変更となっており、各チームの区間配置の駆け引きも見ものです。

特に今回は、2区が最長距離となる21.9kmとなっており、ここにエース級の選手を投入して先手を取る、流れに乗ることを狙っているチームは多いと思います。

この記事を書いている現時点では、区間エントリーはまだ行われていない状態ですが、上記4チームごとの戦力分析をしてみたいと思います。

 

Honda

2連覇中のHondaですが、当然今年は3連覇を狙います。

チームエントリーを見る限り、各選手順当に選ばれていると思います。

 

その中で気になるのは伊藤達彦選手

今シーズンは故障に苦しむ時間が長く、東日本実業団駅伝も回避しています。

先日の日本選手権10000mには出場していますが、28分32秒85の16位と、まだ本調子とは言えないかもしれません。

前回のニューイヤー駅伝も伊藤選手は欠場しており、それでもHondaは2連覇を達成しているため、選手層は厚いのですが、伊藤選手が出場できるか否かで区間配置も変わってきます。

また各チームとも今年はレベルアップが著しく、対抗するためには伊藤選手の復調が期待されるところです。

 

MGCを制してパリ五輪マラソン代表となった小山直城選手、風や登り坂に強く駅伝では外さない走りをする青木涼真選手、この二人がどの区間で配置されるかも見ものです。

 

また、東京国際大学から鳴り物入りで加入したイェゴン・ヴィンセント選手にも期待がかかりますが、今シーズンは学生時代に見せた圧倒的な強さはまだ影を潜めています。

果たして、元日に調子を合わせてくるか期待したいところです。

 

実績のある木村慎選手小袖英人選手中山顕選手、今期成長著しい若手の森凪也選手や、同じく東京国際大学から加入した丹所健選手の起用も楽しみなところです。

 

富士通

エントリーメンバーからは、昨年アンカーを走った潰滝大記選手、マラソン日本記録保持者の鈴木健吾選手が外れていますが、層の厚さは健在。

東日本実業団駅伝では、2位のHondaに1分34秒の差をつけて優勝しています。

中村匠吾選手松枝博輝選手横手健選手といったベテランから、坂東悠汰選手塩尻和也選手といった日本を代表するエース級の選手、伊豫田達弥選手といったルーキーまで強力な布陣が整いそうです。

 

中でも注目は塩尻選手です。

先日の日本選手権10000mでは、27分09秒80の日本新記録をマークしたことが記憶に新しいですね。

今シーズンは、これまで主戦場としていた3000mSCではなく、5000m、10000mで安定した実績を残しています。

東日本実業団駅伝でも、4区で区間賞を獲得するなど、波がなく、高いレベルで結果を残し続けており、10km前後の距離であれば、今日本で最も強い選手と言えるかもしれません。

 

前回大会では、最長22.4kmの4区に横手選手が起用されましたが、はたして2区には誰が入るのか、という点も注目です。

塩尻選手以外の選手がここに起用されるならば、その選手は相当仕上がった状態であると言えるでしょう。

 

トヨタ自動車

こちらも日本代表の選手を多数揃える選手層の厚いチームです。

中部実業団駅伝では、2位に2分近い大差をつけての優勝。

 

エントリーメンバーからは、前回大会を走った西山和弥選手、それから外国人選手で10000m26分台の記録を持つビダン・カロキ選手が外れていますが、中部実業団駅伝では、ルーキーの内田隼太選手がメンバー入りするなど、強力な新加入選手も複数おり、充実した布陣となるでしょう。

注目は、先日の日本選手権10000mで上記の塩尻選手と共に従来の日本記録を更新して27分12秒53の2位となった太田智樹選手

それから、同大会で4位となり自己新記録の27分22秒31をマークした田澤廉選手の二人です。

 

太田選手は、中部実業団駅伝で最長15.5kmの4区を走り区間賞。

好調をキープしていると見ていいでしょう。

ハーフマラソンも、1時間00分08秒と日本トップレベルの記録を持っており、最長区間の2区に起用される可能性もあるかと思います。

 

田澤選手は、今年は世界陸上などの大きな大会を複数経験。

ビッグレースの連戦で、少し疲労が心配された時期もありましたが、日本選手権10000mで自己記録を更新し、光が見えてきたところでしょう。

果たして、元日に向けてどれだけコンディションを整えてくるかが楽しみです。

 

この二人以外にも、東京オリンピックマラソン日本代表の服部勇馬選手にも期待がかかります。

前回大会はアンカーで区間賞、今年の中部実業団駅伝でも6区を走り区間賞を獲得しています。

持っているポテンシャルは太田選手や田澤選手に負けないものがあります。

チームを優勝へと導く走りが出来るか、注目です。

 

旭化成

前回まさかの16位に沈んだ名門旭化成。

九州実業団駅伝でも、黒崎播磨に先着を許し2位でした。

しかし、今大会はかなり可能性を秘めたチームなのではないかと見ています。

 

チームエントリーを見てみると、前回大会からのメンバー変更が、他チームよりも大きいように見受けられます。

前回大会で出走した茂木圭次郎選手、小野知大選手、市田宏選手、土方英和選手、キプランガット・デービス選手がいずれもメンバー外となっており、代わって若い選手が多数エントリーされました。

 

注目はその若手で、井川龍人選手葛西潤選手長嶋幸宝選手のルーキートリオです。

井川選手、葛西選手は大卒、長嶋選手は高卒ルーキーですが、今年揃って10000m27分台の自己新記録をマークしました。

井川選手(27分47秒21)と葛西選手(27分36秒75)は11月の八王子ロングディスタンスで、長嶋選手(27分44秒86)は12月の日本体育大学長距離競技会でそれぞれ27分台をマーク。

 

中でも、長嶋選手の記録はU20日本歴代2位の記録になります(歴代1位は駒澤大学の佐藤圭汰選手がマークした27分28秒50)。

長嶋選手と言えば、昨年の全国高校駅伝で1区を独走で区間賞を獲得しており、その序盤からの飛び出したレースを覚えている駅伝ファンの方もいらっしゃるかと思います。

 

この3名に加えて、先日の日本選手権10000mで日本記録を更新して3位(27分13秒04)となった相澤晃選手も長らくの故障から復活しており、どの選手がどの区間に配置されるかも楽しみなところです。

 

メンバーには、ベテランの鎧坂哲哉選手、市田孝選手、大六野秀畝選手、村山謙太選手や、今年の九州実業団駅伝5区で区間賞を獲得した齋藤椋選手といった選手も控えており、個々の持つポテンシャルは日本でもトップクラスと言えるでしょう。

勢いのある若手に、経験値のある選手の力が融合すれば、優勝も見えてくるチームだと思います。

 

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ニューイヤー駅伝の入賞は何位までなの?

ニューイヤー駅伝の入賞は8位までです。

大会要項には「優勝~第8位までに賞状及び褒賞を授与する」との記載があります。

褒賞の具体的な内容は記載がなく不明ですが、9位以下では全員がもらえる参加賞のみとなりますので、入賞に向けて、選手の皆さんのモチベーションは上がるのではないでしょうか。

 

この辺の情報も、そろそろ具体的に開示してもいいのではないかなと思います。

一体どのくらいの賞金、あるいはどんな品物をもらうことが出来るのか…

 

日本では古くからアマチュアリズムが浸透していたため、スポーツでお金を稼ぐということは、あまり良い目で見られていなかった時代が長かったと思います。

ですが、スポーツでも、陸上競技でも稼ぐことが出来るんだ、ということが示されないと、大人になってまでこんなきつい競技をすることを選択する若者は増えないと思うのです。

まして選手の皆さんは20代、30代といった大事な時期に人生を懸けて走っているわけですから、結果に対しては、それなりに明確な報酬があって然るべきだと個人的には思います。

 

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ニューイヤー駅伝にシード権はあるの?

現在のニューイヤー駅伝にはシード制はありません

2008年の第52回大会までは、上位15チームに翌年のニューイヤー駅伝に参加できるシード権が与えられましたが、2009年の第53回大会からはシード制はなくなり、今日に至っています

シード制がなくなった背景、理由については、全国実業団陸上競技連合の公式サイトなどに明確な情報がなく、詳細は不明です。

ひょっとしたら、地区ごとの参加チーム数に偏りがあったのかもしれませんね。

 

現在のニューイヤー駅伝は、6つの地区実業団連盟が開催する予選となる駅伝を突破することで出場が可能となります。

6つの地区実業団連盟は以下の通りとなり、それぞれニューイヤー駅伝への出場枠が決まっています。

  • 東日本(北海道、東北も含みます。):出場枠12
  • 中部:出場枠7
  • 北陸:出場枠1
  • 関西:出場枠5
  • 中国(四国含む):出場枠4
  • 九州:出場枠8

 

この出場枠は、前年のニューイヤー駅伝の順位によって変動します。

全37チームが参加するこの駅伝では、まず各地区に1チームは必ず出場出来る枠が与えられます

それ以外については、ニューイヤー駅伝で30位以内に入ったチーム数が所属する連盟に枠数が配分されます

例えば、前回大会で東日本実業団陸上競技連合に所属するチームが30位以内に11チーム入った場合は、基本枠1+実績枠11=出場枠12となります。

各地区とも予選となる駅伝を突破しないといけないため、シード制の廃止は、競争を促すことでレベルアップを図る狙いがあるのかもしれません。

 

なお、今大会は、MGCに出場した選手が所属するチームは、疲労とコンディション面を考慮して、各地区の予選を完走出来ればニューイヤー駅伝に出場できる特例措置が設けられています。

そのため、例えば、MGCに出場した選手がいるチームが、関東なら12位内に入らなくても、チームが完走することが出来れば出場可能となります。

そのため、今回は例年の37チームに加えて4チーム増となっており、全41チームで行われます。

 

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ニューイヤー駅伝2024優勝予想まとめ

ニューイヤー駅伝は、例年混戦模様となるレースが多く、勝負という面では箱根駅伝よりも見所が多いとも言えるでしょう。

2024年大会は、上述の通り区間距離が変更となっており、どのような戦略を取ってくるか、という点でも注目が集まると思います。

中でも、2区の最長距離区間でどんなメンバーが、どんな走りを見せてくれるか、個人的には楽しみにしています。

従来の最長区間の4区よりも差がない位置で各チームともタスキをもらうため、さらなる混戦が予想されます。

 

あとは群馬特有のからっ風の影響がどれだけあるか、といった気象面もレースに影響を及ぼすかもしれません。

体重の軽い選手、小柄な選手は向かい風の影響を受けやすいと言われますが、風に強い選手や身長の高い選手を風よけにする、逆に追い風ではそれを味方に付ける等々、その場に応じたクレバーな走りが求められるのも見所の一つです。

 

元日開催のニューイヤー駅伝は、TBS系列で生中継もありますので、ぜひ新春の上州路で繰り広げられる激闘にご注目ください!

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