横浜マラソンはJAAF非公認大会でありながらも、人気の市民参加型のマラソン大会です。
というのも、中華街や赤レンガ倉庫など、横浜のランドマークを楽しみながら走れるコースであることはもちろんのこと、「ラッキー給食」の提供があるからなんです!
ラッキー給食とは、決められた時間に数量限定で、横浜・神奈川周辺の名物が配布されるエイドのことです。
過去には崎陽軒のシウマイや鈴廣かまぼこのかまろんチーズが配られたことも。
いつ・どこで・何が出てくるかは当日のお楽しみで、さらにランナー全員がもらえるとは限らないため、通常の給食とは異なる希少性の高さが毎回人気となっています。
今回はそんな走って楽しい、食べて楽しい横浜マラソンのきほんの「き」についてご紹介したいと思います。
横浜マラソンの完走率は?
本大会のフルマラソンのここ数年の完走率は92〜93%で推移しています。
第一回大会からずっと完走率は90%以上で推移しているので、初心者の方でも決して完走が難しい大会ではないということですね。
あとは、開催時期が10月なので、完走率は気温に左右されることが想定されます。
気温が高くなりそうな日は、帽子やサングラスなどで暑さから身を守りつつ、水分補給やペース配分をしっかりシミュレーションした上で、無理のない範囲で臨まれることをおすすめします。
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横浜マラソンの制限時間は?
横浜マラソンの制限時間は、フルマラソンが6時間30分、7kmランが80分、車いすチャレンジが60分となっていますので、初心者さんでも無理なく走れる時間設定ではないでしょうか^^
ただ、フルマラソンは途中に関門が11箇所、7kmランは1箇所(第1関門)あるので、注意が必要です。
関門 | 場所 | 閉鎖時刻 |
スタート関門 | スタートライン(0km) | 9:10 |
第1関門 | けいゆう病院付近(4.10km) | 9:35 |
第2関門 | マリンタワー前付近(6.70km) | 9:54 |
第3関門 | 本牧陸橋付近(10.80km) | 10:24 |
第4関門 | プールセンター入口(14.80km) | 10:55 |
第5関門 | 新森町高架橋付近(17.50km) | 11:16 |
第6関門 | 横浜南部市場付近(20.20km) | 11:38 |
第7関門 | 首都高56.1KP(23.30km) | 12:04 |
第8関門 | 首都高51.5KP(27.90km) | 12:44 |
第9関門 | シンボルタワー折り返し(34.50km) | 13:44 |
第10関門 | マリンタワー前付近(38.90km) | 14:25 |
第11関門 | 赤レンガ倉庫付近(40.20km) | 14:39 |
フィニッシュ関門 | フィニッシュゲート(42.195km) | 15:00 |
関門を見て気づいた人もいるかと思うのですが、横浜マラソンのコースには首都高が含まれています!
首都高を自分の足で走れるなんてこと滅多にないので、大変貴重な機会なのですが、実はここの関門がランナーのみなさんを苦しめます。
高速道路へ上がるまでの勾配がきついのはもちろんのこと、道路自体も緩やな傾斜になっているため、足腰への疲労が知らず知らずのうちに溜まっていきます。
また、風も強く、景色も無機質なアスファルトの道が延々と続くため、精神的にもなかなか辛いゾーンです。
ランナーさんによると、沿道からの応援もないので余計にキツイのだとか。
もう何年か前に横浜マラソン走りたいって思った理由の一つは高速道路走れるのすごいってのだったのだけど、
そんな噂の首都高はETCレーンを通って突入という貴重体験
ちなみに出る時はコースの都合でETCレーン逆走して下りるっていう更に貴重体験 pic.twitter.com/yG46HsTF6r— 曄 (@x0614x) November 10, 2019
この関門をクリアすれば、また楽しい景色や沿道の応援が待っていますので、まずはここを制限時間までに突破できるようがんばりましょう!
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横浜マラソンの参加費は高いって本当?
さすが都市型マラソン大会だけあって、費用はお高めです。
通常の抽選枠での応募は、フルマラソンが20,000円、7kmランが5,000円、車いすチャレンジが4,500円です。
また、先着500名のふるさと納税枠が120,000円以上、先着400名のチャリティ枠が55,000円となっています。
コロナ禍前の2019年大会がフルマラソンが15,000円、1/7フルマラソン(車いす含む)が4,000円、2km(車いす)が3,000円、チャリティ枠が50,000円だったので、前回開催から5,000円アップしたのはなかなかの値上げと言えますね。
ちなみに中止となった2021年大会は、2022年大会よりもさらに3,000円高かったので、多少参加費の見直しは行われたようです。
昨今はどこのマラソン大会も感染症対策などで今までの運営費に余分に費用がかかってしまうので、仕方ないのでしょうね。
ただ、高いだけあって、運営はしっかりしていると評判です。
着替えるところがしっかり確保されていて綺麗であったり、先ほどのラッキー給食のようにエイドステーションが充実していたり、また託児サービスがあったりと、初めてマラソンにチャレンジされる方でも楽しめる工夫がたくさんされているなと感じました。
名物のラッキー給食と給水パフォーマンス。 #横浜マラソン pic.twitter.com/idPV13NFXm
— きもあん (@kimoanman) November 9, 2019
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横浜マラソンまとめ
横浜マラソンを走ったランナーさんのブログなどを拝見していると、みんな総じて「楽しそう!」の一言に尽きるんですよね^^
楽しい景色を見たり、美味しいものを食べたり、首都高を走れたり…私も参加してみたーい!って思いました。
ちょっと参加費が高い本大会ではありますが、費用対効果は大きいのではないかと思います。
難点としては、公認記録として残らない…といったところでしょうか。
ただ、首都高の勾配やバンクを考えると、PB狙いの人にはちょっと不向きなコースかもしれませんね。
タイム云々よりも、走りながら横浜を楽しみたい!非日常を体験したい!って方には、抽選倍率も高くないので、一度チャレンジしてみる価値はあるんじゃないかと思います^^