箱根駅伝は学生スポーツでありながら、長年の根強いファンが多いことでも有名な競技です。
甲子園と同じく、学生だからこそ、何が起こるかわからない、様々なドラマが待っているのが箱根駅伝の醍醐味でもあります。
ただ、箱根へ行って帰るだけでなく、その日の気象条件や選手の心身のコンディションにもよって左右されるので、毎年同じ展開には決してならないというのも、レースの面白さを引き立てています。
そんな筆者もファンの一人であり、箱根駅伝聖地にも足を運んだことがあります。
今日は、「箱根駅伝の往路と復路のスタート地点ってどこにあるの?」という、聖地巡礼を検討している方に向けて場所の解説と、改めてややこしい復路のスタートルールについて説明したいと思います。
箱根駅伝スタート地点の目印はどこにある?
箱根駅伝往路のスタート地点&復路のゴール地点の目印は、東京大手町の読売新聞本社横に、往路のゴール地点&復路のスタート地点の目印は、箱根町港の駐車場入り口にあります。
往路スタートの目印はですね、本当に見つけづらいです!
筆者も読売新聞本社までは難なく行けたものの、目印が見つからず10分程周囲をウロウロ…
年末に行ったので、周りは箱根駅伝の準備をするスタッフの方がおり、傍から見たらかなり怪しい人物だったのではないかと思います^^;
で、やっと見つけた時の感想が「これ!?ちっさ!」でした(笑)
歩道の片隅の足元にですね、ちょこっと小さな金色のプレートが埋め込まれてるだけなんですよ。
東京~箱根間の各区間の銘板と東海道の浮世絵が飾られている場所(でっかい岩があるところ)の左端にありますよ。
ストリートビューで見た方がわかりやすいかな。
街路樹の間に小さく見えている細い金色の線がそれです!
ゴールプレートは本社ビルを挟んで反対側にありますが、こちらは更に見つけづらいです。
絆の像の右側の植え込みの角近くを探してみてください。
スタート地点は金色の線になっているのでわかりすいですが、こちらは線の一部だけに金色のプレートが埋め込まれていて、さらに草が若干被っています。。
どちらも非常に控えめですので、根気よく足元を探してみてくださいね。
対して、往路のゴール地点兼、復路のスタート地点である芦ノ湖はめちゃくちゃわかりやすいです!
どーんと目印が聳えているので、見逃すことはないでしょう。
箱根駅伝ミュージアム横の駐車場入り口付近にありますよ。
同じ石碑に、駐車場入り口側には「往路ゴール」、芦ノ湖側には「復路スタート」と書かれています。
ちなみに、アクセスについてですが、往路スタート&復路ゴールは東京メトロ(千代田線・丸の内線・東西線・半蔵門線)および都営地下鉄三田線の「大手町駅」C3出口直結となっています。
読売新聞本社の正面玄関に出てきますので、スタート地点&ゴール地点を見たい方は、脇に回り込んでくださいね。
特にスタート地点は「え?こんな狭いところがそうなの?」っていう片側一車線の道にあります。
往路ゴール&復路スタートは、箱根湯本駅の2番バス乗り場から箱根登山バスH路線で「箱根町港」下車がおすすめです。
五区のコースを辿ることになるので、その勾配のすごさを体感できますよ♪
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箱根駅伝の復路スタート時間は?
復路は往路ゴール順に時間差スタートとなるので、往路のように一斉ではないのですが、往路一位のチームは朝8:00スタートとなります。
その後、往路ゴールのタイム差順に、順次スタートなりますが、往路一位のチームと10分以上タイム差があるチームは、繰り上げで8:10に一斉スタートします。
繰り上げ一斉スタートについては、次の章で詳しく説明していきますね!
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箱根駅伝復路スタートのルールを教えて
前述の通り、往路を一位でゴールしたチームのタイムと10秒以上開いてゴールしたチームは、繰り上げ一斉スタートが適用されます。
「え?じゃあ、11分とか12分差でゴールしたチームはラッキーじゃん?」って思ってしまいそうですが、ちゃんとスタート後は、そのタイム差が加味されます。
なので、復路では見た目上の順位と、実際の順位が異なるという現象が発生するわけですね。
例えば、Aチームが5:30:00で往路を一位でゴールとしたとします。
そして、Bチームが5:40:00、Cチームが5:50:00でゴールした場合、BチームとCチーム共に繰り上げスタートになります。
その後、Cチームが快調に飛ばして、Bチームより5分先に走っていたとしても、往路のタイムを加味すれば、Bチームの方が総合順位は上となるわけですね。
画面ではその差が瞬時に計算されたものが表示されるのでわかりますが、実際走っている選手はこの差分を計算しながら走らなければならないので、かなり大変であることがわかります。
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箱根駅伝のスタートまとめ
箱根駅伝はスタート一つをとっても複雑なルールがありますよね。
往路スタート時も実は、並び順にルールがあるんですよ。
前年の大会のシードチームが前方、予選会チームが後方。
さらにその中でも、上位チームから、中央から順に位置が割り当てられていきます。
様々なドラマが繰り広げられるスタート&ゴール地点は、大会以外の時に行くと、「え?」ってくらい控えめな場所ですが、ファンであれば感動すること間違いなし。
ぜひ、一度聖地巡礼してみてください。
聖地巡礼のお供にはぜひ「あまりに細かすぎる箱根駅伝」をおススメします!
私は実際これを持っていて、3倍くらい聖地巡礼を楽しめました^^