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都道府県対抗女子駅伝2024の優勝候補と注目選手!監督や出場資格も

都道府県対抗女子駅伝予想 スポーツ

年末年始を家で過ごした人の中には、テレビで駅伝をなんとなく見ていた、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本の冬は駅伝シーズンでもあり、ニューイヤー駅伝や箱根駅伝といった男子駅伝が目立つかもしれませんが、女子も年末に高校駅伝や富士山女子駅伝が行われ、こちらも毎年盛り上がりを見せています。

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そして年明け最初の女子駅伝と言えば、京都で行われる都道府県対抗女子駅伝(皇后杯全国女子駅伝)です!

この駅伝は、中学生~一般選手で構成された47都道府県のチーム対抗で争います。

いつもは襷を繋ぐ仲間同士がライバルになったりするので、とても面白いんですよ。

今回は女子の駅伝競走にもぜひ興味を持って頂きたく、この都道府県対抗女子駅伝について解説していきたいと思います。

 

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都道府県対抗女子駅伝2024の優勝候補は?

早速気になる2024年の優勝候補を予想してみたいと思います。

1月9日にチームエントリー情報が公開され、区間エントリーの発表は大会前日の夕方と、ギリギリまでわからないのですが、優勝候補となると、いくつかのチームに絞られると思います。

その中から私が見た限り、優勝のチャンスがあるのは、宮城、東京、京都、大阪、福岡かなと思います。

そこで今回は、この5チームの戦力分析をしてみたいと思います。

 

宮城

チームの主将で最年長となるのが、21歳の佐々木梨七選手(積水化学)と、かなり若いメンバー構成となっている宮城ですが、実績と勢いが感じられるチームだと思います。

仙台育英高校の卒業生が多いのも一つの特徴ですね。

昨年12月の日本選手権10000mで、30分57秒67の自己ベストをマークして3位に入った小海遥選手(第一生命)、学生駅伝では絶対に外さない米澤奈々香選手(名城大)を中心に、各年代とも充実した布陣が組めると思います。

10kmを走るアンカー9区に小海選手を配置することが出来れば、他チームにとっては脅威となるでしょう。

 

東京

こちらは若手からベテランと呼ばれる選手まで、幅広い年代の選手が集まりました。

大エースと呼べる10000m日本記録保持者の新谷仁美選手(積水化学)に加えて、同じく積水化学で練習を積む木村友香選手、先日の富士山女子駅伝で6区区間新記録と復活の走りを遂げた増渕祐香選手(名城大)、同じく大学駅伝で好走を見せる保坂晴子選手(日体大)、大学1年生ながら10000m32分29秒14と伸び盛りの小川陽香選手(立教大)と、実力者が名を連ねています。

高校生、中学生の持ちタイムも速く、悲願の初優勝となるか、注目です。

おそらくアンカーに新谷選手が入ると思われますので、こちらもまた他チームにとっては脅威となるでしょう。

 

京都

全出場都道府県の中で最も上位進出、それもほとんどが5位以内と安定した実力を見せる京都。

今大会への意気込みでも「王座奪還」を掲げており、チームの士気は高いようです。

チームを引っ張るのは主将の川村楓選手(岩谷産業)。今シーズンは秋以降調子を上げており、クイーンズ駅伝ではエース区間の3区を走り区間5位、12月の日本選手権10000mでは自己ベストの31分54秒73をマーク、山陽女子ロード10㎞でも自己ベストを出して3位と、安定して好成績を上げています。

さらには立命館大学のエースで学生トップクラスの実力の持ち主である村松灯選手、高校駅伝でも活躍した山本釉未選手をはじめとする立命館宇治勢と、隙のない布陣が組めそうです。

 

大阪

前回大会の覇者である大阪。こちらは実力のある実業団選手が多数名を連ねています。

主将の中野円花(岩谷産業)をはじめ、5000m15分台、10000m32分台の選手が多く、安定した走りが見込めそうです。

高校生も3000mの持ちタイムが9分10秒台の選手が揃い、また800mで1年生ながらインターハイ優勝を果たしている久保凛選手(東大阪大敬愛)もメンバーに入っており、どのような区間配置となるかも見所です。

昨年のアンカーを走った松田瑞生選手のようなゲームチェンジャーとなるような選手が現れれば、連覇の可能性も大いに期待出来そうです。

 

福岡

前回3位、前々回2位と優勝まであと一歩が続く福岡。

前回アンカーを走った逸木和香菜選手(九電工)が果たして今回もアンカーを務めるのか。

日本郵政グループの若手・菅田雅香選手は日本選手権10000m7位入賞の実力者で、この選手をどこに配置するか、という点も楽しみです。

さらには大東文化大学1年生ながら駅伝で活躍する野田真理耶選手には勢いがあり、主要区間を任されることになると見ています。

高校生も3000m9分前半、中学生も3000m9分台を持つ選手が控えており、今大会への意気込み「虎視眈々」の文字通り、優勝を狙ってくるでしょう。

 

なお、この他にも、神奈川、愛知、兵庫といったチームも力があり、レースの流れ次第では上位に絡んでくると見ています。

あなたもぜひ予想してみてください!

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都道府県対抗女子駅伝2024の注目選手は?

田中希実選手(New Balance:兵庫)、廣中璃梨佳選手(日本郵政グループ:長崎)、新谷仁美選手小海遥選手をはじめ注目選手は沢山いるのですが、今回は石川県の五島莉乃選手(資生堂)に注目してみたいと思います。

 

今回ふるさと選手として石川県チームで走る五島選手。

12月の日本選手権10000mでは表彰台こそ逃したものの、自己ベストとなる30分58秒83をマークして4位入賞。

昨年は世界選手権ハンガリー・ブダペスト大会にも10000mで出場しており、実力は間違いなく日本トップクラスです。

上記の小海選手と並んで今最も勢いのある選手の一人と言えます。

 

石川県は先日の地震で大きな被害を受けていますが、地元へ希望を届ける走りが出来るか。

ただし、石川県チームの皆さんには過度に気負うことなく、走り抜けてほしいと思っています。

平常心で臨み、おそらくアンカーとなる五島選手へ希望を持ってタスキを繋いでほしいですね。

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都道府県対抗女子駅伝の監督はどうやって決まる?

この都道府県対抗女子駅伝にも、当然のことながら監督をはじめコーチングスタッフがいらっしゃいます。

どういう経緯で決まるのかは各都道府県によって異なると思いますが、今回はちょっとしたデータをご用意してみました。

以下のデータを見る限り、各都道府県にある高校の陸上競技部で、顧問を務める先生が就任しているケースが非常に高いです。

ふるさと選手をはじめ、この駅伝では郷土の選手が多いですし、若い頃から現場で見ている指導者の方が、選手の適性などを判断するにも適任なのかもしれません。

 

・前回大会の各都道府県監督の所属
実業団:5名(11%)
大学:1名(2%)
高校:30名(64%)
中学:8名(17%)
その他:3名(6%)

・今回大会の各都道府県監督の所属
実業団:2名(4%)
大学:5名(11%)
高校:30名(64%)
中学:7名(15%)
その他:3名(6%)

 

また、都道府県対抗女子駅伝は、実業団駅伝のように勝つことや広告、企業宣伝のための駅伝ではなく、育成の場としての位置付けが高いため、より中高生の現場に近い方々が就任されるのも、当然の結果なのかもしれませんね。

ちなみに、筆者私の出身地である神奈川県では、過去にお世話になったとある先生がコーチングスタッフとして帯同していたこともありました。

その先生の場合も、ご自身の教え子が選手として登録されていたこともあり、やはり選手に近い立場の方々が抜擢されるのかな、という印象です。

 

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都道府県対抗女子駅伝の出場資格は?

都道府県対抗女子駅伝のチームは、登録している各都道府県陸上競技協会の選手で構成されています。

下記は選手と登録についての説明です。

  • 中学生、高校生:各学校の所在地の陸上競技協会に登録されています。
    (例)東京都内の学校に通う中学生と高校生 → 東京陸上競技協会に登録
  • 大学生:現住所、大学の所在地か出身中学校・高校の所在地のいずれかで登録が可能です。
    (例)東京都内の高校出身で愛知県内の大学に在学 → 東京か愛知のどちらかに登録
  • 実業団選手:実業団選手は会社の所在地である都道府県の陸上競技協会に登録することになります。出身校による登録は出来ないので、そこが大学生と異なる点になります。
    (例)東京都内の中学・高校出身で愛知県内の実業団に所属 → 愛知陸上競技協会に登録、東京陸上競技協会の登録不可
  • 一般選手:現住所や所属しているチーム等があればその所在地での登録が可能となります。
    (例)東京都在住で神奈川県のクラブチームの所属 → 東京か神奈川のどちらかに登録

 

そして覚えておいて欲しいのが、都道府県対抗駅伝には「ふるさと選手制度」があるということ。

これは、大学生・実業団・一般の選手に適用される制度で、登録している陸上競技協会ではなくても出身中学・高校のある都道府県チームで走ることが可能となります。
(例)東京都内の中学・高校出身で愛知県内の実業団に所属 → ふるさと選手として東京チームで出場可能

このふるさと選手制度は都道府県対抗駅伝に限らず、各地域のローカルな駅伝大会でも採用されていることが多いです。

自身の生まれ育った地元チームで走ることが出来るのは、選手にとっても嬉しいですね^^

 

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都道府県対抗女子駅伝のコース特徴は?

コースは京都府にあるたけびしスタジアム京都をスタートし、京都国際会館前を折り返して、再びたけびしスタジアム京都がゴールとなる全長42.195kmのコースで行われます。

たけびしスタジアム~京都国際会館前のコースと聞いてピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、このコースは年末に行われる全国高校駅伝の男子のコースと同じなんです。

ただ、高校駅伝は7区間で行われますので、それぞれの区間距離は異なります。

 

コースは、京都自体が起伏のある地形ということもあり、各区間とも上りや下りといった特徴が見受けられます。

  • 第1区:最初は平坦ですが、徐々に上りがきつくなります。
  • 第2区:登って最後は若干下ります。
  • 第3区:下り基調。
  • 第4区:前半上り基調も後半少し下ります。
  • 第5区:上り基調。山に近いため風が吹くこともあります。跨線橋のアップダウンあり。
  • 第6区:下り基調。跨線橋のアップダウンあり。
  • 第7区:下り基調。
  • 第8区:上り基調。
  • 第9区:前半2kmは登り。それ以降は下って徐々に平坦になります。

 

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都道府県対抗女子駅伝まとめ

有名な選手が出場するだけでなく、みなさんのそれぞれの出身地を応援できるのもこの大会の一つの魅力だと思います。

上記の通り、登録の方法がいくつか定められていることもあって、必ずしも選手全員がその都道府県出身ということではありませんが、日本のトップレベルの選手と、我が地元の選手を同時に見ることができる貴重なレースと言えるでしょう。

また、中高生選手にとっては、地元出身の憧れの選手と一緒にタスキを繋ぐことが出来るのは、とても大きな財産となることでしょう。

大会当日はNHKで生中継されます。

女子駅伝に興味を持ちになった皆様、ぜひご覧になってくださいね!

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