日本インカレも終わり、夏が終わり、いよいよ駅伝シーズンの開幕ですね!
まずトップバッターに来るのが出雲全日本大学選抜駅伝競走こと、出雲駅伝です。
のどかな風景とは裏腹に、スピード勝負となる本大会はとても熱く(暑いとも言える)、片時も目が離せません。
箱根駅伝ほど、大々的に予選会をしているわけではない出雲駅伝ではありますが、出場校は一体どうやって決められているのかご存知ですか?
今回は、出雲駅伝の出場校の決め方や、開催日程・場所など、きほんの『き』について解説していきたいと思います。
出雲駅伝の出場校の決め方を教えて!
出雲駅伝に出場するチーム数は、20チームとなっています(アイビーリーグ選抜チームが参加して21チームになる開催年もあり)。
この20チームは、前年度の出雲駅伝の成績によって決まる各地区学連の出場枠数に応じて選抜されます。
各地区学連は、北海道学連・東北学連・北信越学連・関東学連・東海学連・関西学連・中四国学連・九州学連の8つがあります。
まずは、これら各地区学連に『基本枠』として1枠ずつ割り当てられ(残12枠)、次に、前年度12位以内に入った地区に『成績枠』としてプラスされます(残0枠)。
しかし、各地区学連の出場枠上限は基本枠を含む10枠までとなっています。
つまり、出場チームが最も多い関東学連が1位~10位までを独占したとしても、1つは基本枠となるため、成績枠は9つまで適用となり、残りの3枠は上位の他の地区学連に移ります。
こちらの記事で表にしてまとめてみましたので、良かったら参考にして下さい!
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出雲駅伝のスタート時間は?
第34回出雲駅伝は2023年10月9日(月)の13時05分号砲です!
テレビ放送はフジテレビ系列で昼の13時より生中継がありますよ。
ライブ配信はTVerとYouTubeで、12:30頃から放送されます。
10月開催かつ、一番気温が高い時間帯のスタートとなるので、1区間の距離が短いと言えど、熱中症や脱水症状が心配となるレースでもあります。
第33回大会の時も、テレビ越しでも強い日差しが見て取れたので、のどかな風景に反して、なかなかに過酷なレースだなと感じました。
余談ですが、1989年から始まった本大会は、三大駅伝では最も歴史が浅く、初年度は襷ではなくタッチで次走者に繋いでいたんだとか。
大会名も「平成記念 出雲くにびき大学招待クロスカントリーリレーフェスティバル」という名称で、なんだか現在の緊張感溢れるレースからは想像できないほんわかした雰囲気が漂ってますね。
今ではすっかり、本大会は駅伝の顔となり、出雲駅伝を見ると「駅伝シーズンの幕開けだー!」って感じがしますね^^
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出雲駅伝の場所はどこ?
出雲駅伝は、出雲大社正面鳥居前をスタートとし、出雲ドームへゴールするコースとなっています。
こちらの動画がわかりやすいかな。
出雲平野を駆け抜けるコースですが、細かなアップダウンがあるのと、1区間が短いため、めまぐるしく順位が変わるのが本大会の見どころです。
以下、各区間の見どころを簡単にまとめてみました。
- 1区:スタートからいきなり出雲大社の大鳥居までの下り坂で始まるコース。仕掛ける選手が出るか、牽制し合ったまま中継所にもつれ込むかが気になるところ。
- 2区:全区間中最短距離であるため、スピード勝負となる区間。あっという間なので、目を離さないで!
- 3区:エース区間。風よけとなる建物がない田園地帯を走るため、風の影響を受けやすい。個人的には一番景色が好きな区間(*´з`)
- 4区:比較的フラットなコース。ばたでん(一畑電車)と並走することがあるので、注目。
- 5区:細かいアップダウンが続くコース。
- 6区:全区間中最長距離であるため、3区と並んでエースが投入されやすい。首位交代が起こりやすい区間であるため、最後まで手に汗握るレースを楽しめる。
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出雲駅伝出場校の決め方・スタート時間・場所まとめ
出雲駅伝出場校の決め方やスタート時間、コースなど基本中の基本をご紹介しました。
実は私、三大駅伝の中で出雲駅伝が一番好きだったりします。
スピード勝負でサクッと楽しめるし、景色にも癒されるし、そして何よりも新メンバーでの駅伝を一番最初に見ることができるレースなんですよね。
今年はどこの大学が優勝するのか?別記事では優勝予想もしてますので、よろしければそちらも見てみて下さいね^^