4月になると進学・就職だけではなく異動になる人も多いですね。
異動した時には頑張ろう!と思って仕事をしてみても、なかなか慣れない人もいます。
実際に私も異動をした時からしばらくの間は苦戦だらけでした・・・。
頑張ること自体に疲れたり、意外と神経も使ってしまうので、身も心も疲弊してしまいますよね。
特に異動して一年経っても慣れない場合には不安が大きくなります。
なぜ合わないのか?自分が悪いのか?など、悩んでいませんか?
過去には私もとても悩んでいたので、とてもよく分かります。
そこで今回は、異動後の職場になかなか慣れない方のために、同じ悩みを抱えていた私の経験談を元に、ちょっとしたアドバイスをまとめてみました。
お悩み中の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
異動は慣れるまでどれくらいかかるもの?
異動に慣れるまでの期間を平均すると、大体3ヶ月程度です。
早い方だと1ヶ月くらいで慣れる人もいますし、長い方では半年以上かかるとも言われています。
なので、まずは焦らず、最低3ヶ月間は仕事をこなしながら、徐々に新しい職場に馴染むように努めましょう。
では、どのように努めるか…なのですが、
- 挨拶からスタート
- 感謝の気持ちを言葉で伝える
- お誘いには応じてみる
といった方法を実際には私は全部試してみたところ、2ヶ月程度で慣れたと思うことができました。
具体的に説明していきますね。
挨拶からスタート
元気の良い挨拶は、人の心をほぐしてくれますし、印象にも残ります。
「元気の良い人」という最初のイメージは大切です。
いつもより少し声を大きくして「おはようございます!」と言ってみましょう。
実際、この春うちの部署にも異動してきた人がいるのですが、部屋に入るなり「おはようございます!」と笑顔で挨拶してくれる人と、人見知りなのか無言で入ってくる人がいて、圧倒的に前者の人の方が好印象です。
無言で入ってくる人は社会人としてもどうかなと思います。
笑顔が苦手な人は声を出すだけでもいいので、簡単な挨拶から初めてみましょう。
感謝の気持ちを言葉で伝える
異動してきたばかりだと、仕事のことや、その部署の慣例やルールなど、色々教えてもらう機会が多いと思います。
その都度、感謝の気持ちを伝えましょう!
そうすることで、「また教えてあげたい!」と思ってくれる人も増えます。
大人になると感謝される機会って減ってきますよね?
その場で素直に「ありがとうございます」と言われるととても気持ちが良いです。
慣れる環境づくりに、感謝の気持ちは必須ですね。
お誘いには応じる
昨今の情勢から食事の機会はめっきり減ってしまったかもしれませんが、ランチやちょっとしたお出かけなどのお誘いは、できるだけ応じてみましょう。
もちろんプライベートなので、強制ではありませんが、一緒にご飯を食べに行った後に距離が縮まった!といったケースは結構多いものです。
プライベートな場なので、仕事以外の話もしやすく、相手の意外な一面や趣味を知って意気投合!なんてこと、私もよくありました。
何かに誘われるということは、「あなたのことを知りたい」「あなたを仲間として迎え入れたい」と思われている証拠ですから、出来るだけ好意は受け入れましょう^^
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異動から一年経つのに慣れない場合はどうすればいい?
異動から一年経つのに慣れない場合は、
- 周りの人、環境を見る
- 仕事はきちんとやる
- 仕事として割り切る
という3つの方法があります。
周りの人、環境を見る
ただ職場の風景を漠然と眺めているのではなく、
- 今誰が何をしているのか?
- どうして他の人は今の環境に慣れているのか?
を観察してみてください。
もし以前に異動している先輩が居れば、その人を見るととても参考になることが多いです。
慣れない理由があるように、慣れる理由も必ずあります。
周りの人の様子や、環境をもう一度じっくり見てみましょう。
そして、時間を見つけて先輩に「どうやって慣れましたか?」って聞いてみるのも一つの手ですね。
仕事はきちんとやる
慣れない環境であっても、今いる場所は職場に変わりはありません。
とりあえず、目の前の仕事だけは一生懸命やりましょう。
「聞き辛い、言いづらい…」で、黙ってしまっていませんか?
質問や確認をするのに時間がかかっていませんか?
異動して慣れないからこその、不安や言いづらさはありますが、言わなければ伝わらないです。
逆に言わないと、「特に問題ないんだな」と思われてしまう可能性がありますし、間違ったやり方で進めていても気づいてもらえない可能性もあります。
異動したばかりだからこそ、慣れていないのは当たり前。
みんなそれをわかっていますから、遠慮なくわからない点は確認しましょう。
仕事を真面目にやってる姿勢を見ると、あなたに声をかけてくれる人も増えるはずです。
これは色んな職場を転々としてきた私も経験しているので間違いないです。
一生懸命仕事をこなしていれば、必ず見てくれている人はいます!
仕事として割り切る
いくつか実践しても慣れない場合には、思い切って割り切ってしまうという方法もあります。
もちろん、慣れることが一番番楽ですし、仕事もやりやすいですが、「慣れないけど、毎月お給料が振り込まれるから良しとするか」と「お金のため」と割り切ってしまう潔さも大切ですね。
実は調べてみると、4年以上経ってから慣れた!という人もいました。
なぜ慣れることができたのか、それは「きっかけ」でした。
きっかけとは、ズバリ「異動で慣れないという気持ちを伝えた」ことです。
仕事上の分からないことはいつでも聞けますが、自分の本当の気持ちを言うチャンスはなかなか無い!と思っていませんか?
異動で慣れないと打ち明けることは、良いことです。
自分の気持ちを伝えることで、初めて相手が気付くことも多いです。
慣れていないのには理由が必ずありますよね。
仕事内容なのか?人間関係なのか?
そのことを、具体的に上司や話せそうな人に言ってみてください。
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異動できないなら辞めるのはあり?
どうしても耐えられない場合は、辞めるというのも選択肢の一つです。
ですが、その前に、まずは自分に出来ることをやってみてください。
例えば、
- 自分の思いを伝える
- もう一度異動させてもらえないか相談してみる
- 心や体に支障がでている場合には、すぐに報告する
などです。
この方法を試してみてもダメだった場合には、あなたと相性が良くない職場の可能性があるので、転職を視野に入れる方が良いでしょう。
特に、3の「夜眠れない」「食欲がない」など、心や体に支障が出ている場合には、仕事を続けることが難しくなりますね。
心身がボロボロになってからでは遅いので、早めに対処するようにしましょう。
「究極的には辞めるという方法がある!」と思っておくと、心の安心材料にもなります。
まずは、上司に相談や報告をして自分の気持ちや状態を伝えてください。
それだけでも、気分が軽くなったりするものですよ。
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異動に慣れるまでまとめ
異動をすると、平均して3ヶ月くらいは皆さん慣れるまでにかかっています。
なので、異動してまだ数週間という方は、焦らなくても大丈夫です。
ですが、数年経っても慣れないという場合も、少なからずあります。
その場合は、まずは自分から挨拶をするなどして歩み寄る姿勢を見せたり、正直に不安な気持ちを伝えてみましょう。
また、色々頑張ってみても、どうしても心身に支障をきたすくらい慣れない場合には、辞めることも視野に入れましょう。
無理して今の環境に馴染もうとする必要はありませんし、仕事を辞めることも悪いことではありません。
現職を辞めることで、良い人生に進むチャンスにもなることもあります。
実際、筆者も新卒から「これしかない」と決めつけてずっと続けていた業種を、心身共に限界がきたので、思い切って全く違う業種に転職したところ、とても素晴らしい職場に恵まれ、毎日幸せに過ごしています。
今回紹介したことを実践し、異動先に慣れることができたらとても嬉しいです。
無理せず、マイペースにいきましょうね^^