みなさんは『鯉のぼり恐怖症』を知っていますか?
鯉のぼりとは、そもそも「生まれた男の子が立派に成長するように」との願いを込めて5月5日のこどもの日のために五月人形と共に飾るものです。
しかし、そんなめでたいはずの鯉のぼりが「怖い、苦手、気分が悪くなる…」と感じる人が少なからずいらっしゃるのです。
実は私も小さい頃、鯉のぼりがとても怖かったのです。
今は、遠くから見る分には問題ないのですが、やはり近くで見るのは怖いと感じてしまいます。
しかし、なぜそう感じるのか?理由はわかりませんでした。
そこで今回は鯉のぼりを怖いと感じてしますについて調べてみました。
鯉のぼりが怖いと感じている人は意外と多い?
ネットのお悩み掲示板やSNSを調べてみるだけでも、結構「鯉のぼり恐怖症」の人がいることがわかります。
鯉のぼり綺麗だけど怖いと小さい頃から思ってたら結構怖いって思う人多くて安心した😭
— みなお (@oisisuki) May 6, 2022
こどもの日で思い出すのは
鯉のぼりの中に入って、内側から鯉のぼりと目が合ってしまって以来、鯉のぼりが怖いということ
38歳の今も怖い:( ;´꒳`;):
自業自得のトラウマ作ってるw
— ウシ🐮🌻 (@mediumkarare) May 6, 2022
自分の持っている恐怖症であまり理解されないのが「鯉のぼり恐怖症」なんですよね。模様に恐怖心があって、サイズも大きくなればなるほど怖い。
— おむすび🍙 (@koyubinikiss22) May 5, 2022
怖いと感じる理由については下記が主なものになっていました。
- 鯉のぼりの形そのものが怖い
- 魚の眼が怖い(眼が合うと怖い)
- 都市伝説が怖い
- 理由は分からないけど本能的に恐怖を感じる
振り返ってみると、私は「魚の眼が怖い」という気持ちが強かったと思います。
生きていないとは分かっているのですが、眼が合うとどうしても恐怖心を抱いてしまいます。
では、それぞれの理由についてもっと掘り下げてみたいと思います。
鯉のぼりの形そのものが怖い
鯉のぼりの形自体が怖いという人がいました。
つまり、魚という生き物自体が苦手という人が一定数いるということです。
そのため、大小問わず恐怖を感じる人も多いようです。
私は、漁師町に住んでいるので、周りからは「魚は慣れている!」と思われがちでしたが、見慣れていても怖いものは怖いのです。
あのギラギラとした鱗がなんとも言えず、ぞぞっとしちゃうんですよね。。
魚の眼が怖い(眼が合うと怖い)
鯉のぼりのあの大きな眼が合うとビクッとする!という意見もありました。
私もそうなのですが、人と眼が合うのとは違うような感覚に陥ってしまいます。
人であれば、眼が合うと笑顔を見せたり会話ができたりしますよね。
ですが、鯉のぼりとはコミュニケーションが取れない分、恐怖も生まれるのだと思います。
鯉のぼり以外でも、魚を捌くのが苦手という人の中にも、眼が合うのが怖いという人もいるという話、みなさんも聞いたことがるのではないでしょうか?
これと似たような理由なのではないかと思います。
無機質な視線が寄こされる故に、余計に恐怖心を増幅させるのでしょうね。
都市伝説が怖い
鯉のぼりの由来に関係することなのですが、都市伝説が怖いという意見がありました。
鯉のぼりの由来について調べていると、「昔は血を利用して鯉のぼりの絵を描いていた」ということが書いてありました。
本当の由来なのか?それともただの都市伝説なのか?は定かではありませんが、聞くと怖いですよね。
鯉のぼりの由来を調べてから怖く感じてしまったという人も多くいました。
本能的に恐怖を感じる
なぜ?と理由を考えても、「怖いものは怖い!」という意見もありました。
その意見の中には、「恐怖体験や嫌だった記憶はないのに怖い」と挙げている方が多かったのですが、「鯉のぼりだけに限った話ではない」と言っている人もいたのです。
鯉のぼりの他にも、大きな物や建物に恐怖を感じるなど、共通しているのは「大きい対象物」であるということです。
大きいものが苦手なので、逆に小さな鯉のぼりであれば大丈夫という人もいました。
ではなぜ、大きなものが苦手なのでしょうか?
次の章で見て行きたいと思います!
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鯉のぼりと巨象恐怖症の関係
大きいものが怖いと感じる原因は何でしょうか?
調べてみると、「巨像恐怖症」というものに関連していることがわかりました。
巨象恐怖症とは、建物や大きい船や飛行機等を見ると不安に襲われ、冷や汗を掻いたりします。
鯉のぼり恐怖症もこの巨象恐怖症に近いものであると考えられます。
実はこの原因はよくわかっておらず、遺伝が関係しているという説もあるようです。
過去に何か巨大なものに命を脅かされるような経験があって、それが危険を知らせるべく、
遺伝子によって引き継がれているのでしょうか…
他にも、感性の豊かな人・想像力の豊かな人・連想しやすい人が、巨象恐怖症になりやすいとされています。
私自身も、感受性がとても強い方なので、大きな鯉のぼりを見ると恐怖を感じてしまうのは、「襲いかかってきそう」という連想・発想・想像が、そうさせているのかもしれないと思いました。
ただ、感性や想像力の豊かさはとても良いことなので、あまりネガティブに捉えずに、「自分の感性はとても豊かなのだな〜」と前向きに捉えて良いと思っています。
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鯉のぼりはスピリチュアル的には良いもの?
さて、さんざん「鯉のぼりが怖い」ということについてお話ししてきましたが、最後にそんな鯉のぼりも良いことがあるんだよという話をさせて頂きます。
鯉のぼりはスピリチュアル的には良いものとされています。
鯉のぼりには色々な色がありますよね。
実はこの様々な色が「魔除け」につながっているとされています。
先ほどもお話しした都市伝説にも関係するお話なのですが、「昔は血を使って描いた」と言われている理由について掘り下げて調べてみると、
- 魔除けのため
- 邪気を払うため
というワードが非常に多く出てきました。
ということはやはり、鯉のぼり自体はとても良いものということになりますね!
また、夢占いの観点からも鯉のぼりは非常に縁起が良いのです。
女性の場合ですと、
- 子供を授かる
- 結婚する
- 出会いがある
といったご利益があるといわれています。
あくまでも、夢占いなので絶対にそうですとは言い切れませんが、スピリチュアルとして考えた時には、非常に嬉しい夢ですよね!
鯉のぼり恐怖症の人からすると「嫌な夢を見た」「苦手な鯉のぼりの夢だった」とゲンナリしてしまいそうですが、「素敵な異性と出会えるチャンスかも!?」「結婚が近づいているのかも!?」と、ポジティブに捉えるようにしてみてください。
他にも、
- 金色の鯉のぼりの夢だと金運上昇
- ゆらゆら揺れている鯉のぼりの夢は仕事がうまくいく予兆
といった、様々な夢占いのパターンがあり、どれもとても良い内容でした。
鯉のぼりはやはり、スピリチュアル的にも良いものなのですね。
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鯉のぼりが怖いまとめ
鯉のぼりが怖いと感じている方は、結構存在し、あなただけではないということがわかって頂けたかと思います。
人は誰しも他人には言えないトラウマや恐怖症が1つや2つあるものです。
決して悪いことではなく、性格の1つ、苦手なことの1つとして受け入れて良いと思います。
ただ、鯉のぼり自体は悪いものではなくとても良いものであるということも覚えておいてください。
魔除けであったり、スピリチュアルな面でいうと恋愛運上昇に繋がるものであったりと、良いご縁をもたらしてくれる象徴となっています。
鯉のぼりの夢を見てしまっても、怖がらなくて大丈夫。きっといいことがありますよ♪