夏に咲く花と言えば、『ひまわり』ですよね。
ひまわりやアサガオなど、観察日記をつけた記憶のある方も多いのではないでしょうか。
ひまわりと言えば、見上げるほどに大きくて、その後ろにはギラギラと照りつける太陽と青空がイメージされます。
正に『向日葵』という漢字の如く!って感じですね。
ひまわりは、毎日水をやって丁寧に育ててやると、グングン伸びて2階のベランダに届くくらいの高さまで成長することもあります。
私が小学校の頃に学研の付録についていたひまわりの種を植えたところ、正にそれくらいの高さまで伸びたことがあり、近所でちょっとした有名な家になりました^^
しかし、成長したひまわりは、その頭の重さで途中で曲がったり、折れてしまうことがあります。
せっかく育てたひまわりが折れてしまうと、とても残念ですよね。
今日は、大きく成長したひまわりが曲がらないようにするにはどうすればいいのか?
茎が途中で折れてしまった場合はどうすればいいのか?
についてお話しします。
ひまわりの茎が途中で曲がるのは何が原因?
ひまわりは成長の早い植物であるため、成長途中で自重に耐えられず、曲がったり折れたりすることがあります。
予防策としては、ひまわりの横に支柱を立てて、まっすぐ伸びるよう支えてあげましょう。
紐などで、きつくない程度にひまわりと支柱を結びつけます。
さすがに2階に届くくらいまで伸びると、その高さに届く支柱を用意するのは難しいかと思います。
我が家ではベランダの手すりとヒマワリの首をビニール紐で結んで、折れないよう固定していました。
また、ネキリムシなどの害虫に取りつかれると、根元からポッキリと折れてしまう可能性もあります。
そうならないためにも、適切な肥料や管理、そして溢れんばかりの太陽光を浴びさせて、強い株を作りましょう。
観葉植物の中には、直射日光を受けると葉が日焼けを起こしてしまうものもありますが、ひまわりはそういった心配がいりません。
なんといっても、英語名称は『sunflower=太陽の花』ですから、暑さには強いのです。
ただ、水切れにはくれぐれも注意して下さいね。
スポンサーリンク
ひまわりの茎が折れたらどうすればいい?
支柱などであれこれ対策しても、やはり台風など強い力が加わると、ポッキリと折れてしまうこともあるでしょう。
でも、諦めるのはまだ早いです!
もしも、まだ繋がっている、或いは生きている部分があるなら、テープで折れた部分を固定し、添え木をして立たせてみてください。
実際にこれで復活した例もあるそうなので、運が良ければ、生き返る可能性があります。
残念ながら完全に真っ二つとなっていたら、上部は諦めて、地面に植わっている下部に水と肥料をあげてください。
植物の本能で、残った茎から新しい枝を出し、花が咲く可能性もあります。
根元からネキリムシにやられて折れた場合は、残念ながら望み薄です。
ネキリムシは名前の通り根っこを切りますので、ひまわりの一番弱い所を食べてしまいます。
この場合は、ネキリムシを駆除して来年に備えましょう。
スポンサーリンク
ひまわりの茎が細い場合はどうすればいい?
ひまわりが折れずに真っすぐ伸びるためには、大きな花を支える太くしっかりした茎が必要です。
細いままの場合は、鉢植えが小さいか日当たりが悪いかのどちらかが考えられます。
前者の場合は、しっかり根が張れるように、大きめのプランターなどに移してあげましょう。
後者の場合は、向日葵はしっかり日に当ててあげる必要がありますので、日当たりの良い場所を移してあげましょう。
必要に応じて、腐葉土や肥料を使うというのもありでしょう。
もちろん、どちらの場合も水やりは欠かさずに行って下さいね。
スポンサーリンク
ひまわりの茎についてまとめ
ひまわりは本当に成長が早いので、
- 気が付いたら背丈くらいの高さになっていた!
- 次に気づいたら、曲がってきた!
- そのままにしてたら折れちゃった!
なんてことがよくあります。
なので、伸び始めたら早めにホームセンターで支柱などを買って、固定してあげましょう。
ネキリムシも付かないよう、細めに観察して、見つけたらすぐ駆除しましょう。
ひまわりの花言葉は、『一途な愛』を意味するものが多いです。
言葉のとおり、一途な愛とお水をひまわりにたっぷり注いであげて下さい。