暖かくなってくると気になり出すのが、虫の存在。
中でも高確率でベランダで遭遇するのがカメムシ。
なぜかマンションの高層階であってもお構いなしに出没し、更に洗濯物にくっついて部屋へも侵入してくるという、虫界の忍者!
そして追い払おうものなら、強烈な臭いを放つので、迂闊に手出しはできないという喧嘩番長!
今日はそんなカメムシの臭いがうっかり手や洗濯物についた時、どうすればその臭いを撃退できるのか調べて参りましたので、シェアしていきたいと思います。
カメムシの臭いにはアルコールスプレーを使おう
カメムシが洗濯物についているのを見かけた時、下手に振り払うのも躊躇してしまいますよね。
殺虫剤も服には使いたくないし…って方も多いことでしょう。
そんな時に便利なのが、アルコールスプレーです。
アルコールの成分はカメムシの呼吸器を麻痺させる効果があります。
カメムシ用の殺虫剤にもアルコールが入っているものがあります。
揮発性なのでシュッとひと吹きしても、すぐに乾く上に化学的な香りもないので洗濯物やカーテンなど布系のものにおすすめです。
このアルコールスプレーは、カメムシがまだ洗濯物に引っ付いている時に撃退するのにも使えますし、洗濯物に付いたカメムシの臭いを消す際にも役立ちます。
洗濯物に付いた場合は、他にもスチームアイロンや、柑橘系の洗剤を溶かしたぬるま湯で半日つけ洗いをした後に洗濯機でまわすという方法もあります。
臭いの強さによって使い分けてみて下さい。
あと、くれぐれも掃除機だけは使わないように!
「触るのが怖いからいっそ一思いに…!」と吸い込もうとする人がいますが、吸いこんだ後、排気口からあの強烈な臭いが放たれて、室内に充満しちゃう危険性を孕んでいますので、やめましょう。
軽いバイオテロになりますからね。
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カメムシの匂いはいつまで取れないの?
カメムシの匂いがつくと、何もしなければ数日〜1週間は取れないと思っておいた方がいいでしょう。
あまりに長く匂いが残っていると、脳内にその記憶が残って、取れているはずなのに「なんだかまだ臭っている気がする」という錯覚を起こすなんてことも。
カメムシの匂いが好きなら何も言いませんが(笑)、一刻も早く取る方が良いでしょう。
まず、洗濯物や家具の場合は、先ほどのようにまずはアルコールスプレーを何回か吹きかけてみましょう。
臭ってきたらまた吹きかけるを繰り返します。
手についた場合は、オリーブオイルやサラダ油で洗います。
これは意外な方法なのですが、カメムシのあの臭い元になっているものは油に溶けやすい物質なので、オイルを使えば消えてくれるというわけです。
で、その後に石鹸でキレイにぬるぬるを落としましょう。
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カメムシの臭いがわからないんだけど、どんな感じ?
意外とカメムシの臭いを知らない人って多いんですよねー。
例えるなら、めっちゃ濃い~緑の香りって感じ(笑)
これだけではピンと来ないかもしれないので…よく言われるのがパクチーの香りに似ているということです。
というか、そもそもカメムシの臭いはパクチーの臭いの成分と同じなのです。
更に、パクチーの和名は「カメムシソウ」です。
これは、パクチー好きの人は衝撃かもしれませんね^^;
私はパクチーが苦手で、初めて食べた時に「これはなんだか食べてはダメな味がする…!」と本能的に何かを感じ取ったのですが、恐らく過去に嗅いだカメムシの臭いの記憶とリンクさせたのでしょうね(笑)
とはいうものの、パクチーも苗が成長するにつれて、カメムシと同じ臭い成分は減少していきますので、完全に一致!というわけではないのでご安心を。
どうしてもカメムシの臭いを嗅いでみたいという強者は、カメムシに刺激を与えてみましょう。
カメムシのあの強烈な臭いの出所となる臭腺は後ろ足の付け根にあります。
偶然にも足をピンセットで詰まんで外へ出そうとした人が、見事な返り討ちにあったというエピソードを見かけました。
なので、手っ取り早く臭いを嗅ぎたければ、その辺りを軽く刺激してみてください。
まぁ、おススメはしないけど。
あ、でもパクチー大丈夫な人なら意外といけたりするのかな(;´・ω・)
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まとめ
カメムシを見つけると、刺激しないようそーっと距離を取って、どうしたもんかと悩むものです。
幸いGのように動きが機敏ではなく、動かないことが多いので、ゆっくり対策を考えられるのが不幸中の幸いですかね(笑)
今はちょうどコロナ関連でお家にアルコールスプレーを常備されている方も多いかと思うので、洗濯物で日向ぼっこしているカメムシを見かけたらシュッと一吹きして撃退しましょう。
貴重なアルコールスプレーを使うのは忍びないという方は、刺激しないように紙などにそっと乗せてあげて、窓の外にポイッとリリースしてあげましょう。
そもそもカメムシが日当たりの良いベランダや洗濯物によく引っ付いているのは、寒がりだからだそうですよ(笑)
まさか暖を取っていたなんて…と思うと、ちょっと和みますね。