職場でトイレにやたら行く人や、やたら長い人っていますよね。
「もしかしてサボっているのでは…?」と、疑ってしまうかもしれません。
彼らは本当に仕事をサボっているのでしょうか?
もしそうなら、どのように注意をすればいいのでしょう?
もしかしたら本当にただの体調不良で行っているだけだとしたら、迂闊に口出しできません。
今日はデリケートな問題だけど、気にせずにはいられない職場でトイレに行きすぎる人への注意の仕方・角の立たない伝え方について調べてみました。
ぜひ参考にしてみてください。
職場のトイレに行き過ぎな人にどう注意する?
トイレに不自然なくらい頻繁に行く人を注意する際は、ストレートに言わずに、「今日は体調でも悪いの?」など、トイレが長いことが気になっているということをさりげなく伝えることが大切です。
怒っているのではなく、心配しているという感じのアプローチで注意すれば、角が立つこともないでしょう。
しかし注意をする前に、覚えておいてほしいのが、中には、本当に体調不良や、その他の事情があっても言えない人もいるということです。
注意したい気持ちは非常によく分かりますが、トイレは生理現象ですので、「トイレに行きすぎだよ」「仕事に支障が出るよ」などと直球で注意すると、本当に体調不良でトイレに行っている人は困惑してしまいますし、下手すると、パワハラだ、セクハラだ、なんて言われてしまう可能性もあります。
私自身も、トイレによく立つ同僚が気になって「お腹痛いの?」と聞いたことがあり、「はい、元々お腹の調子が良くなくて、急に行きたくなるんです。正露丸を飲んだりお腹を温めてはいるのですが…」と言われた経験があります。
このように、本人も努力や改善をしようと頑張っている場合も多いです。
会社で働く以上は勤務時間中は仕事をすることが求められます。
なので、トイレが長時間に及ぶと、その分仕事をしていないことになりますので、サボりであれば注意する必要があります。
しかし、トイレが長いとはいえ、仕事に支障が出る程ではないようであれば目をつぶるという選択をした方が、余計な恨みを買ったり、揉め事を回避できることもあります。
職場の一番大きな悩みの種って人間関係ですからね。
円滑に事が進むなら、敢えてスルーするというのも手です。
ケースバイケースで、その時の仕事の状況を見極めながら、注意をするというよりは、まず歩み寄りをしてみると良いですね。
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職場のトイレにが長い人は本当にサボリ?
職場のトイレが長い人は、前述した通り、本当にサボっているとは限りません。
お腹の調子が良くない場合には、20〜30分入ってしまうこともあります。
ですが、毎回30分〜1時間トイレに入っている場合には、サボっている可能性があります。
実際、私が以前勤めていた小さな会社で、同僚がトイレに入ったきりなかなか出てこないということがよくあり、トイレの前に行くと中からスマホゲームの音が聞こえてきたことがありました(# ゚Д゚)
この場合には、
- 事実確認をする
・日にち、時間、トイレに入っていた時間をメモしておく
・1日の勤務時間に対し、トイレに何分間いたのかを表にする - 本人には「体調不良がないか」の確認をする
トイレでサボっていると判断できた場合には、
・仕事にどの程度支障が出ているのかを説明する
・サボっていること自体にではなく、業務に支障が出ていることを注意する
という手順を踏んでください。
サボっていること自体を注意したくなりますよね。
当然、仕事中なので仕事に集中しないとダメ!と言いたいです。
ですがそれでは、具体的に何がダメなのかが相手に伝わりません。
- 1日で終わるような仕事に2日もかかっている
- トイレに行ってサボっている人の仕事を、他の人にやってもらっている
など、具体化して説明してみましょう。
ただし、本当に体調不良の場合には、
- お医者さんに診てもらうよう助言する
- 職場でのストレスがある場合には、業務の見直しをする
など、雇用側の工夫も必要となります。
トイレが長い=サボりと決めつけずに、まずは本人とコミュニケーションをとってみましょう。
デリケートな問題なので、注意すべきかどうか難しいところですが、日頃のその人の勤務態度や成果を見ていれば、自ずとサボリかどうかはわかってくるかと思います。
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職場のトイレに行く回数がどれくらいなら不自然?
回数だけで判断するのは難しいところではありますが、6回以上行っているようだと不自然と見るべきです。
調べてみると、勤務中に3〜5回程度トイレに行く方が多かったです。
なので、毎日6回以上職場のトイレに行っている場合には、「おや、もしや…?」と、ちょっと注意して見ておきましょう。
また、1時間に1回以上トイレに行っている場合にも不自然と見て良いです。
頻尿といわれる基準は、起きている時間に8回以上トイレに行くことです。
そのうちフルタイム勤務の場合は、8時間程度職場にいるわけですから、6回もしくは1時間に1回以上を基準として、不自然かどうかを判断してみましょう。
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職場のトイレに行き過ぎな人まとめ
トイレは上司の目が届かない会社内での数少ないプライベートな空間ですので、そこでサボろうと考える人は一定数います。
しかし、トイレでサボることを放置すると部署内の士気が下がってしまうこともあるかもしれません。
そのため、注意することが必要になりますが、本人の体調不良による場合もありえますので、まずは、心配しているという体でさりげなく伝えることが重要です。
もし、体調不良ではなくサボっていそうだなと思った時には、必ずメモをしてください。
業務への支障がどれくらい出ているかを説明出来るように準備しておくことも大切ですね。
判断が難しい問題ではありますが、しっかりとトイレサボりを注意できる上司や先輩になることで、周囲から評価されるなんてこともあるので、うまく対処していきましょう!