近年はネットで家電製品から生鮮食品まで何でも買えるようになり、通販を利用する人は以前よりグッと増えたことでしょう。
しかし、そこで出てくる悩みが、再配達問題。
時間指定をしていたとしても、急ぎの仕事が入って帰宅が遅くなってしまったり、たまたまトイレに入っていてインターホンに出ることが出来なかったり、そもそも時間指定ができない荷物だったり…と様々な要因で、再配達となってしまうことがあります。
そしてその再配達も何時頃になるかわからず、ただ部屋で耐え忍んで待つのみ…なんてことになるケースも(´;ω;`)
そんな時に便利なのが、宅配ボックス!!
個人宅ではまだそこまで普及していませんが、集合住宅には設置されることが多くなってきました。
特に新築マンションであれば、必ずと言っていい程、設置されています。
この宅配ボックスなのですが、使い方は非常に簡単な上、設置されているならぜひ活用して欲しい!
ぜひ今日は使い方を覚えて、快適な通販ライフを過ごしましょう。
宅配ボックスの受け取り方はどうするの?
これはもうねーとってもカンタン!
宅配ドライバーさんが「不在だったから宅配ボックスに入れたからね」っていう不在票をポストに入れてくれるので、そこに記載されたボックスから、暗証番号で解錠して取り出すのみ。
で、集合住宅の宅配ボックスというのは主に3パターンあります。
ダイヤル式宅配ボックス
これは電気がいらないエコな宅配ボックスです。
4桁のダイヤルが付いているので、宅配ドライバーさんが番号を決めてロックして、不在票にその番号を書いてポストに入れてくれるので、その通りに解錠すればいいだけです。
ね、とってもカンタンでしょ^^
プッシュボタン式宅配ボックス
こちらは操作部分に電池が入っている宅配ボックスです。
ダイヤル式と同じく、宅配ドライバーさんが4桁の数字を決めてロックして、不在票にその番号を書いてポストに入れてくれるので、その通りにボタンを押して解錠します。
ダイヤル式もプッシュボタン式も簡単が故に、セキュリティ面ではちょっと怖い面も。
ポストからはみ出している不在票を抜き取られて、勝手に荷物を持ち出しされたり、宅配ドライバーさんも忙しいので、暗証番号を第三者に推測されがちな0000とか1234とか9999とか簡単なものに設定しちゃって、これまたロックを破られたり…ということもあるようです。
電子式宅配ボックス
こちらはタッチパネルで操作する最新式の宅配ボックスになります。
暗証番号で解錠するもの、カードで解錠するもの、非接触キーで解錠するものと、主に3パターンあります。
いずれの場合も、ダイヤル式と同じく宅配ドライバーさんが、宅配ボックスに入れた後に不在票をポストに入れてくれるので、見逃すことはないでしょう。
暗証番号の場合は、予め管理会社より各住人に割り当てられたものが伝えられますので、それを使います(つまりワンタイムではなく、ずっと同じ暗証番号になります)。
こちらは暗証番号がバレにくかったり、カードやキーを持っていないと解錠できないことから、セキュリティ面ではダイヤル式よりも安心ですが、なんせ電気が必要なので、ランニングコストがかかるのが難点。
電子式の宅配ボックスが設置された集合住宅は、管理費が若干高くなる傾向にあります。
更に上位モデルになると、ネットワークと繋がっていて、メールや室内のインターホンに荷物が届いている通知が表示されたり、トラブル時にはロッカー備え付けの電話からコールセンターに連絡することができたり…なんて機能も!
もちろん、こうなると管理費はもっと上がるでしょうけどね^^;
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宅配ボックスを使ってくれない時はどうする?
このように便利な宅配ボックスですが、使用しないドライバーさんもいます。
理由としては、
- 渡した、渡してないのトラブルを防ぐため
- 宅配ボックスの使い方が分からないなため
などが挙げられます。
そんな時は、住所に「不在時宅配ボックス希望」と入れておくと、そのようにして下さいます!
例えば、「東京都杉並区〇〇町〇〇番地(不在時宅配ボックス希望)」という感じですね。
私も一度、不在票が入っていた時にいつも通り宅配ボックスを確認したのですが、何度確認しても「お荷物はありません」と表示されて、あれ?と思ったことがあったんです(いつも不在の時はボックスに入れてくれるので)。
どうやら宅配ボックスに入れる・入れないは、ドライバーさんの裁量よるところが大きいみたいなので、再配達を待つのが嫌な人は、このように住所に指定しておくと良いですね。
住所に入れるようになってからは、確実に不在時は宅配ボックスに入れてくれるようになりました。
ヤマトさんは、ウェブでメンバー登録しておくと、玄関に届けるか宅配ボックスに届けるかまで指定できるので便利ですよ。
ただ、これもドライバーさんによるのですが、ほとんどの方が「宅配ボックス希望」としても、念のためインターホンで在宅を確認されます。
やはり、これは「在宅していたのに部屋まで持ってきてくれなかった」とか「受け取ってない」などのクレームを避けるためのようです。
宅配ドライバーさんも本当大変なんですね…(´;ω;`)
ちなみに、宅配ドライバーさんにとって、部屋まで持ってきてもらうか、宅配ボックスに入れるかどちらが楽かということなのですが、「在宅しているならそのまま受け取ってもらう方が楽」という意見が多かったです。
宅配ボックスって意外と手間がかかるそうですよ。
上記のようなトラブルも後を絶たないようですしね・・・
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まとめ
宅配ボックスってよく聞くけど、どうやって受け取るのか、いまいち仕組みがわからない…という方も、この記事で思ったより簡単だということがわかって頂けたかと思います。
再配達の手間が省けて便利な反面、それはそれで新たなクレームと戦っているドライバーさんの事情がわかり、なんとも複雑な気分になりました。
ネット通販が日常的になりすぎて、宅配業界がパンク寸前になっているというニュースは記憶に新しいかと思います。
あの悲惨な現場を知って、通販の回数を減らした人、コンビニ受取に切り替えた人も多いようです。
私たち一人一人の小さな心掛けで、宅配業者さんの負担も大きく減ると思います。
ドライバーさんが荷物を届けてくれた時は、労いの言葉をかけてあげるようにしたいですね。